はじめに|Figmaとは?
Figma(フィグマ)は、WebデザインやUI/UXデザインに特化したクラウドベースのデザインツールです。
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UI(ユーザーインターフェース):ユーザーの目に触れる「見た目」の部分
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UX(ユーザーエクスペリエンス):使いやすさや満足感など「体験」の部分
Figmaでは、以下のような用途で幅広く活用されています:
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Webサイトやアプリのワイヤーフレーム(設計図)の作成
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ボタン・画像・レイアウトなどのグラフィック作業
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プレゼンテーション資料の作成
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チーム内でのブレインストーミングや情報整理(FigJam使用)
特にFigma内のホワイトボードツールFigJamを使うことで、オンライン上で付箋・図形・コメントを使ったコミュニケーションが可能になります。チームの連携にも非常に便利です。
Figmaの3つの大きな特徴
特徴① インストール不要で使える
Figmaはブラウザ上で動作するクラウドツールなので、
Mac・Windows問わず、インストールなしですぐに使用開始できます。
もちろん、デスクトップアプリをダウンロードして使うことも可能です。
特徴② リアルタイムの共同編集が可能
複数のメンバーが同じデザインに同時アクセスし、
変更内容がリアルタイムで反映・共有されるのが大きな魅力です。
デザイナー同士だけでなく、クライアントとの共有・確認もスムーズに行えます。
特徴③ プラグインが豊富でカスタマイズ性◎
Figmaには、作業効率を高めるプラグイン機能があります。
多くのプラグインが無料で利用可能で、フォント選びやアイコン挿入、手書き風ワイヤーフレーム作成など、さまざまな用途に対応できます。
Figmaの無料プランについて
Figmaには、用途や規模に応じて複数のプランが用意されています。
その中でも、これからFigmaを始める方におすすめなのが無料プラン「スターター」です。
✅ 無料プランでできること
無料プランには一部制限があるものの、基本的なデザイン業務には十分対応しています。
デザイン初心者の方や、まずは試してみたいという方にぴったりの内容です。
■ 無料プラン「スターター」の主な特徴
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✅ チームとプロジェクトは各1つまで作成可能
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✅ 他ユーザーを招待して、チームで共同編集が可能
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✅ 1プロジェクトあたり最大3つのファイルを作成可能
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✅ 各ファイルには最大3ページまで追加可能
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✅ クラウドストレージは無制限で利用OK
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✅ バージョン履歴は過去30日分まで管理可能
💡 無料プランはこんな方におすすめ!
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これからWebデザインやUI/UXを学び始めたい初心者の方
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少人数でのプロジェクトやチーム開発を試してみたい方
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有料プランを契約する前に機能を体験してみたい方
Figmaのアカウント登録・作成手順
Figmaを使い始めるには、まず無料のアカウントを作成する必要があります。
ここでは、登録から初回ログインまでの流れを順を追ってご説明します。
✅ アカウント登録の手順
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Figmaの公式サイトにアクセス
▶︎ https://www.figma.com/ja-jp/
ページ右上の「無料で始める」ボタンをクリックします。 -
メールアドレスとパスワードを入力
任意のメールアドレスとパスワードを入力し、「アカウント作成」をクリック。 -
メールの確認と認証
Figmaから届く確認メールを開き、記載されているリンクをクリックしてメール認証を完了させましょう。 -
メール認証が完了すると、Figmaのホーム画面が表示されます。
✅ 初回ログイン時の設定
アカウント作成後、初回ログイン時にはいくつかの設定画面が表示されます。
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アンケートへの回答(任意)
使い方に関する簡単な質問が表示されます。スキップ可能なものは、飛ばしていただいて問題ありません。 -
プランの選択
利用するプランを選びます。まずは無料の「スターター」プランを選択しましょう。
※無料プランでは作成可能なファイル数に制限があります。 -
作業の選択
「どの作業を行いたいですか?」という質問には、「Figmaを使ったデザイン」を選びましょう。
以上で、Figmaのアカウント登録と初回設定は完了です!
Figmaを日本語に設定する方法
Figmaはデフォルトで英語表示になっていますが、簡単な操作で日本語表示に変更できます。慣れないうちは、まず日本語設定にしておくと操作しやすくなります。
✅ 日本語に切り替える手順
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画面左上に表示されているご自身のアカウント名をクリック
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表示されたメニューから「設定(Settings)」を選択
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設定画面内の「言語を変更(Change language)」をクリック
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使用したい言語(例:日本語)を選択し、「保存(Save)」をクリック
これでFigma全体が日本語表示に切り替わります。
操作メニューやツール名もすべて日本語になるため、よりスムーズに作業できます。
デザイン画面を旧UIに戻す方法
Figmaではデザイン画面のUI(ユーザーインターフェース)がアップデートされることがありますが、以前のUIに戻すことも可能です。
✅ 旧UIに切り替える手順
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作業中のファイルを開いた状態で、画面右下の「?マーク」にカーソルを合わせる
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表示されるメニューから「以前のUIに戻る(Switch to previous UI)」をクリック
これで、見慣れた従来のインターフェースに切り替えることができます。