ブログに欠かせない「アイキャッチ画像」
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「毎回アイキャッチ画像を作る時間がない…」
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「おしゃれなデザインにしたいけど、毎回時間がかかる…」
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
そこで便利なのが、アイキャッチ画像のテンプレート化です。
テンプレートを使えば、毎回ゼロからデザインを考える必要がなくなり、時短・デザインの統一感を両立することができます。
ただし、実際に大量のアイキャッチを作成してきた中で、テンプレート化には注意すべきポイントがあることも見えてきました。
この記事では、デザイン性を保ちながら効率よくテンプレート化するコツや、やってはいけない落とし穴について解説します。
これからテンプレート化を取り入れたい方に、ヒントとなる内容をお届けします。
ブログのアイキャッチ画像はテンプレート化すべき?
「そもそも、アイキャッチ画像ってテンプレート化したほうがいいの?」
この問いに対して、答えは 「半分YES、半分NO」 です。
なぜなら、テンプレート化には明確なメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在するからです。
■ メリット
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作成時間を大幅に短縮できる
→ 毎回デザインを考えずに済み、効率的 -
迷わず作れる
→ フォーマットが決まっていることで、手間が減る -
ブログ全体に統一感が出る
→ ブランド感・整った印象を持たせやすい
■ デメリット
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飽きられる可能性がある
→ 毎回同じ見た目だと、記事の個性が感じられない -
記事ごとのテーマ性が埋もれてしまう
→ 統一感が強すぎると「どの記事も同じに見える」印象に
アイキャッチ画像は、記事の第一印象を決める非常に重要な要素です。
特に、SNSや一覧ページで目に入る最初の情報だからこそ、「どんな記事か」がパッと伝わるデザインが求められます。
そしてやっぱり、おしゃれなアイキャッチ画像は、それだけで読みたくなる魅力があります。
テンプレート化は便利な手法ですが、「読者視点」での工夫も忘れずに取り入れることがポイントです。
統一感だけでは伝わらない、読者にとっての「分かりやすさ」
テンプレート化されたアイキャッチ画像の中には、同じ配色・レイアウト・文字量を使い回しているものもよく見かけます。
一見すると統一感があり、ブログ全体が整って見えるかもしれません。
しかし実際には、文字が多くて視認性が悪くなったり、どの記事も同じに見えてしまい、各記事の特徴がぼやけてしまうという問題が生まれます。
これはつまり、「作り手の効率」を優先しすぎて、読み手の体験が二の次になってしまっている状態。
せっかくの記事が読まれにくくなってしまっては、本末転倒ですよね。
テンプレート化する際に気をつけたい3つのポイント
アイキャッチ画像を効率よく作成するにはテンプレート化が有効ですが、やり方を間違えると、読者に飽きられたり、記事の魅力が伝わらなかったりする可能性もあります。
そこで、意識するべき「テンプレート活用のコツ」を3つご紹介します。
① テンプレートは3〜5種類用意する
まず重要なのが、テンプレートの数を適度に持つこと。
1種類だけのテンプレートでは、どの記事も同じように見えてしまい、読者にとっては「全部同じ内容に見える」という印象につながることも。
かといって種類が多すぎると、今度は統一感が失われてしまい、ブログ全体のデザインがバラついて見えてしまいます。
理想的なのは、3〜5種類のテンプレートを用意して使い分けること。
ジャンルごとや記事のタイプごとに使い分けると、統一感と変化を両立できます。
② 色やフォントで印象に変化をつける
同じレイアウトのテンプレートでも、色やフォントを変えるだけでガラリと印象が変わります。
たとえば、落ち着いたトーンの色で真面目な記事を表現したり、ポップなフォントで軽い内容を表現したりすることが可能です。
テンプレートの枠組みはそのままにしつつ、カラーや書体を調整することで、統一感を保ちながらも個性を出すことができます。
③ 写真やイラストは記事内容に合わせて変える
もっとも手軽で効果的なのが、背景の写真やイラストを記事ごとに変える方法です。
同じテンプレートでも、ビジュアルが違えば全体の印象は大きく変わります。
特に、記事のテーマに合った写真を使うことで、タイトルとの相乗効果が生まれ、記事の内容がより直感的に伝わります。
まとめ
テンプレート化は時短や統一感のあるデザインを実現するうえで非常に有効ですが、工夫を加えないと逆効果になることも。
ご紹介した3つのポイントを意識するだけでも、テンプレートの「使い回し感」をなくし、読者の興味を引く魅力的なアイキャッチ画像を作ることができます。