迷惑メールの対策についてまとめてみた!

迷惑メールを受信しないようにするにはどうすればいい?

知らない相手からのメールや、登録した覚えのないWebサイト・広告メールが届くことはありませんか?
このような意図しないメールを「迷惑メール」と呼び、受信者の同意なく一方的に送信されるのが特徴です。

中にはネットショッピングサイトや宅配業者を装うメールもあり、被害は年々巧妙化しています。
ここでは、迷惑メールの種類・届く原因・対策方法をわかりやすく解説します。


1. 迷惑メール・標的型攻撃メールとは?

迷惑メールとは、受信者の意思に関係なく送りつけられるメールのことです。
代表的な4種類は以下の通りです。

種類 特徴・目的
ウイルスメール 添付ファイルやURLをクリックさせ、コンピューターウイルスに感染させる。感染後はパソコンが乗っ取られたり、情報を盗まれたりする危険があります。
フィッシングメール 金融機関や通販サイトを装い、偽サイトへ誘導してID・パスワード・クレジットカード情報などを盗み取る手口。
スパムメール 広告や宣伝目的で同じ内容を繰り返し大量送信するメール。中にはウイルス感染や詐欺サイトへの誘導が目的のものもあります。
標的型攻撃メール 特定の企業や個人を狙い、業務メールを装って感染や情報漏えいを狙う攻撃的なメール。機密情報の窃取・遠隔操作などが目的です。

2. 迷惑メールが届く原因と届きやすい人の特徴

以下のような行動や設定をしている人は注意が必要です。

  • 懸賞サイトやポイントサイトなど、運営者が不明なWebサイトでメールアドレスを登録している

  • 短く・単純で推測されやすいメールアドレスを使用している(例:taro123@gmail.com など)

  • SNSやブログなどでメールアドレスを公開している

  • 不審なメールに返信したり、本文内のURL・添付ファイルを開いてしまう

このような行動が、迷惑メール送信者にアドレスを知られるきっかけとなります。


3. 迷惑メールを防ぐための主な対策

① メールソフトの迷惑メール対策機能を使う

多くのメールソフトには、送信者のアドレスやドメインを基準に受信拒否を設定できる機能があります。

  • 「□□□@△△△.com」など、特定の送信元をブロックしたい場合はアドレス全体を指定

  • 「△△△.com」ドメイン全体を拒否すると、そのドメインを含む全メールを受信拒否

※ドメイン単位で拒否すると、知人や取引先のメールも届かなくなる場合があるため注意が必要です。


② セキュリティソフトの迷惑メール防止機能を利用する

ウイルス対策ソフトによっては、迷惑メールを自動で検出・隔離してくれる機能が搭載されています。
設定方法や機能の有無はソフトによって異なるため、利用中のセキュリティソフトの公式マニュアルやサポート情報を確認しましょう。


③ プロバイダー提供の迷惑メール対策サービスを活用する

契約中のインターネットプロバイダーによっては、無料または有料で迷惑メール対策サービスを提供しています。
サーバー上で迷惑メールを自動検出・隔離してくれる機能もあるため、公式サイトでサービス内容を確認してみてください。


4. 迷惑メールの被害を防ぐための注意点

■ 不審なメール内のリンクや添付ファイルを開かない

  • 「請求書送付のお知らせ」「当選のお知らせ」など、もっともらしい件名でクリックを誘うケースが多発。

  • 宅配業者の不在通知や、本人確認を装うメールにも注意が必要です。

  • 少しでも不審に感じたら、本文中のURLを開かず、公式サイトやアプリから直接確認しましょう。

■ メールアドレスの登録・公開は信頼できるサイトのみで行う

  • 掲示板や不明な運営者のサイトでメールを登録すると、アドレスが悪用されるリスクがあります。

  • メルマガ解除のためのリンクを安易にクリックすると、逆に迷惑メールが増えることも。
     → 解除手続きは、公式サイトのトップページからサポート窓口に直接問い合わせましょう。

■ セキュリティ環境を常に最新に保つ

  • PC・スマートフォン・タブレットには、信頼できるセキュリティソフトを導入。

  • OSやアプリは定期的にアップデートし、脆弱性を放置しないようにしましょう。


まとめ

迷惑メールは誰にでも届く可能性がありますが、
「開かない・登録しない・更新する」
この3つを徹底することで、被害を大幅に減らすことができます。

メールソフトやプロバイダーの迷惑メール対策機能を活用し、安全なインターネット利用を心がけましょう!

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