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多言語サイトの翻訳ツールは、「サイト自動翻訳型」と「文書翻訳型」の2タイプを組み合わせて使うのが正解です。サイトのテキストだけを翻訳しても、掲載しているPDFカタログや技術資料が日本語のままでは、海外ユーザーは途中で離脱してしまいます。本記事では、WEB制作会社のスリードプラスが、多言語サイト制作の実務で使う翻訳ツールの選び方と、見落とされがちな文書翻訳の効率化を解説します。
多言語サイト翻訳ツールは2タイプ
翻訳ツールの1つ目は、WOVN.ioやshutto翻訳に代表される「サイト自動翻訳型」です。タグを設置するだけでサイト全体を多言語表示にでき、訳文の手動修正にも対応します。2つ目は、PDFやOfficeファイルを翻訳する「文書翻訳型」です。サイトに掲載する資料・マニュアル・製品カタログはこちらの領域で、サイト翻訳ツールではカバーできません。多言語対応の見積もりでは、この2つを分けて考えると抜け漏れがなくなります。
サイト翻訳で失敗しないためのSEO注意点
多言語サイトのSEOでは、言語ごとにURLを分け、hreflangタグで言語・地域を検索エンジンに伝える設定が必須です。JavaScriptでテキストだけ置き換える簡易的な多言語化は、検索エンジンに別言語のページとして認識されにくく、海外からの検索流入が伸びません。また、機械翻訳のまま公開した低品質ページは評価を下げる要因になるため、重要ページは人の目でチェックする「AI下訳+人間校正」のハイブリッド運用が費用対効果の面で最良です。
見落とされがちなPDF・技術資料の翻訳
多言語サイト制作で最後に残る難所が、掲載文書の翻訳です。製品カタログ・技術仕様書・マニュアルなどは図表や段組みが複雑で、テキストをコピーして翻訳ツールに貼り付けると、レイアウトの再現に膨大なDTP作業が発生します。「翻訳そのものより、翻訳後のレイアウト復元に時間がかかる」のが現場の実態で、ここを自動化できるかどうかが多言語案件の工数を大きく左右します。
Languiseならレイアウトを保持したまま文書翻訳

文書翻訳の効率化ツールとしておすすめなのが、Languiseです。PDF・Word・Excel・PowerPointをアップロードすると、図表や段組みの配置を保持したままテキスト部分だけを翻訳してくれるため、翻訳後のレイアウト復元作業がほぼ不要になります。対応言語は117言語で、翻訳のほか校正・要約・解説機能も搭載。処理したデータは削除され、AIの学習に二次利用されない仕様のため、クライアントの機密資料も扱いやすいのが実務上の安心材料です。料金は無料プラン(月3回)から、Basic月1,200円・Pro月3,600円(年払いなら月換算1,000円・3,000円)で、Pro機能は30日間無料で試せます。
制作会社が実践する多言語サイト構築フロー
当社が推奨する多言語対応のフローは次の4ステップです。ステップ1:対象言語と対象ページを決める(全ページ翻訳は不要なことが多い)。ステップ2:サイト本体はURL分割+hreflang設定で多言語化する。ステップ3:掲載文書はLanguiseなどでAI下訳し、重要資料のみ人間が校正する。ステップ4:公開後は言語別のアクセスを計測し、翻訳品質を改善する。サイトと文書を一体で設計することで、海外ユーザーの導線が途切れない多言語サイトになります。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料で多言語サイトを作れますか?
無料の翻訳ウィジェットでも可能ですが、翻訳精度とSEOに限界があります。ビジネス用途は有料ツールを推奨します。
Q. AI翻訳とプロ翻訳のどちらを使うべきですか?
AI下訳+人間チェックのハイブリッドが費用対効果最良です。重要度の低いページはAIのみでも実用的です。
Q. PDFの図表レイアウトは崩れませんか?
Languiseは図表・段組みの配置を保持し、テキストのみを翻訳するため、レイアウト復元の手間がほぼかかりません。
Q. 多言語サイトのSEOで必須の設定はなんですか?
言語ごとのURL分割とhreflangタグの設定です。JavaScriptの簡易置換だけでは検索流入が見込めません。
まとめ:サイトと文書をセットで多言語化する
多言語サイトの翻訳ツールは、サイト自動翻訳型と文書翻訳型の組み合わせで選びましょう。特にPDF・技術資料の翻訳はLanguiseのようなレイアウト保持型ツールで工数を大幅に削減できます。多言語サイトの設計・構築は、当社スリードプラスでもご相談を承っています。

