2026年10月のSEO最新ニュースレポートです。今月はAI検索に関する話題が12本中9本を占め、「AIにどう理解され、どう引用されるか」が検索対策の中心になりつつあることがはっきり見えた月でした。エンティティ(実体)の整備、ブランド情報の一貫性、JavaScriptに頼らないHTML、サードパーティサイトでの言及といったテーマは、どれも制作・運用の現場で今日から着手できるものです。本記事では、SEOに関する海外・国内の最新動向から12のトピックを取り上げ、それぞれの要点と実務に活かすための対応策を解説します。
- 1 今月の12トピック一覧
- 2 1. Google、Ask YouTubeに新しい動画理解技術「agentic video understanding」を導入
- 3 2. エンティティは現代SEOの基盤
- 4 3. AI Overviewsがショッピング広告のCTRと表示回数に影響している可能性
- 5 4. ブランド情報の矛盾がAI検索における最大のリスク
- 6 5. ChatGPT・Claude・Perplexityで異なる引用の傾向と、AI引用を獲得するためのデータ
- 7 6. AIクローラーはJavaScriptのコンテンツを見逃す。Googlebotとは違う見え方への対策
- 8 7. SEOプロフェッショナル131名が選んだGoogleのトップランキング要因
- 9 8. Google DeepMind、LLMを使った新しい検索ランキングモデル「ARR」を開発
- 10 9. Google広告データが示す、AI Mode導入後のクエリ長の変化
- 11 10. Google、AI回答に貢献したサイトへ報酬を支払う「AI contribution pilot」を拡大
- 12 11. AI検索のためのスキーマ:エンティティの欠落を埋めて自然検索を伸ばした大学2校の事例
- 13 12. Google、2026年9月スパムアップデートをグローバル展開
- 14 よくある質問
- 15 まとめ|2026年10月のSEOで押さえること
今月の12トピック一覧
先に全体像です。各トピックの詳細は見出しごとに読めますので、気になるものから目を通してください。
| # | トピック | 一言でいうと |
|---|---|---|
| 1 | Ask YouTubeの新技術 | 質問に合わせて動画の必要な場面だけを解析。コスト最大66%減 |
| 2 | エンティティは現代SEOの基盤 | Owned・Describe・Prove・Earn・Monitorの5原則 |
| 3 | AI Overviewsとショッピング広告 | CTRは上がったが表示回数は減少。切り替え表示の仮説 |
| 4 | ブランド情報の矛盾 | 情報不足より「古い版が残っていること」が誤回答の原因 |
| 5 | AIの引用と言及の違い | サードパーティサイトが言及源の6.5倍。Redditが最多引用 |
| 6 | AIクローラーとJavaScript | AIボットはJSを実行しない。重要情報はHTMLに直接 |
| 7 | SEOプロ131名の調査 | 検索意図57.1%、バックリンク54.8%、コンテンツ品質が3位 |
| 8 | DeepMindの新ランキングモデル | LLM単体で順位付けするARR。現行はまだDE/CEが主役 |
| 9 | AI Mode後のクエリ長 | 1〜2語は42%から24%へ。3〜4語が48%で主流に |
| 10 | AI contribution pilot | AI回答に貢献したサイトへGoogleが報酬。中小サイトも対象 |
| 11 | 大学2校のスキーマ事例 | エンティティの欠落を埋めて引用75%増・応募22%増 |
| 12 | 9月スパムアップデート | 9月24日開始、今年4回目。完了まで最大2週間 |
1. Google、Ask YouTubeに新しい動画理解技術「agentic video understanding」を導入
YouTubeの質問機能「Ask YouTube」に、Geminiを使った新しい動画解析技術が入ります。動画全体を一定間隔で見る従来方式から、質問に関係する場面だけを選んで深く見る方式への転換です。

何が変わるのか
従来の「static processing」は1秒に1フレームを機械的に取り出す方式でした。新方式ではモデル自身が動画の一部を選び、フレームレートを調整し、場面ごとに映像・音声・文字起こしのどれが必要かを判断します。公開されている数字では、トークン使用量は最大88%、コストは最大66%削減され、解析精度は最大7%向上します。効果が大きいのは長尺動画で、一瞬の場面の特定、数時間の動画からの検索、繰り返される動作や物体のカウントなどができるようになります。
導入される範囲
対象は動画視聴ページ版のAsk YouTubeで、「今後数か月」で提供開始とされています。地域や言語への言及はありません。YouTubeの検索バーから使うAsk YouTubeは別の機能で、そちらに新技術が適用されるかは不明です。開発者向けにはGemini APIで既に利用できます。
実務での対応
動画の視覚要素がそのまま回答生成に使われるため、動画の構成(どの場面で何を見せるか)の重要性が増します。短尺動画では新モードの応答開始が少し遅くなる可能性も指摘されています。YouTubeヘルプページの更新を定期的に確認し、ランキングや引用への影響が明らかになった時点で対応を検討するのが現実的です。
2. エンティティは現代SEOの基盤
エンティティ(人・組織・製品など、検索エンジンが「ひとつの実体」として認識する対象)は、もはやSEOの補助要素ではなく土台です。GoogleやLLMがブランドを理解する基盤であり、Knowledge Graphとの結び付きが検索での見え方を左右します。

エンティティ確立の5原則
| 原則 | 内容 |
|---|---|
| Owned | 自社サイト・SNS・Googleビジネスプロフィールで一貫した情報を出す |
| Describe | 構造化データと内部リンクで、ページ単位のエンティティ関係を明確にする |
| Prove | 著者情報・実績・E-E-A-Tで専門家とブランドの信頼性を証明する |
| Earn | 高品質な言及とリンクを獲得する |
| Monitor | ブランド言及を追跡し、「エンティティドリフト」(認識のずれ)を防ぐ |
エンティティマップの活用
元記事では、組織と関連エンティティの関係を可視化した「エンティティマップ」を作ることを勧めています。Search Consoleのクエリデータから構築し、競合と比較したり、地域ごとのエンティティ認知の差を把握したりする使い方です。
実務での対応
まずは自社資産の情報を監査し、社名表記・住所・サービス名・代表者名がサイト、SNS、ビジネスプロフィールで揃っているかを確認します。制作の現場でよくあるのは、旧サービス名がフッターや採用ページに残っているケースです。構造化データ(Organization、Person、Product など)で関係を明示し、継続的に検証する体制にしておくと、AIシステムの理解も安定します。
3. AI Overviewsがショッピング広告のCTRと表示回数に影響している可能性
ショッピング広告のCTRが前年比で17〜20%上がる一方、表示回数は減り、クリック数は横ばいか微減という現象が観測されています。元記事はこれをAI Overviewsによる「体験の切り替え」で説明する仮説を提示しています。

Ryan氏の仮説
クリックされにくいと予測されるクエリではAI Overviewsを優先して表示し、クリック傾向が強いクエリではショッピング広告を維持する。つまりGoogleが検索体験を選択的に出し分けているという見方です。AI Overviewsとショッピング広告が同時に表示されることが稀である点が根拠になっています。ただし仮説段階で、因果関係は証明されていません。
実務での対応
CTRが上がった「理由」を確認することが先です。表示回数が減って分母が小さくなっただけなら、改善とは言えません。従来のCTRベンチマークを見直し、表示回数・クリック数・サイト全体のトラフィックをセットで追ってください。将来的にはAIネイティブな広告統合が進み、「どちらか一方」から「両方」が出る体験へ移る見通しも示されています。
4. ブランド情報の矛盾がAI検索における最大のリスク
AI検索は複数の情報源からひとつの回答を組み立てます。そのとき誤った回答を生む原因は、情報が足りないことではなく、ブランド内部に「事実」の版が多すぎることです。

古い前提の質問が古い情報を引き出す
ユーザーが古い用語で質問すると、AIはその用語に紐づく古い情報を優先的に取りに行きます。現行の情報が古い用語と結び付けられていないと、AIは両者を同じものとして認識できません。元記事では、退任したCEOについての質問で古い情報が引用される例が挙げられています。
ブリッジコンテンツと証拠チェーンの修正
対策は2つです。ひとつは、古い用語と現在の実態を結び付ける「ブリッジコンテンツ」を用意すること。製品名の変更、会社の合併、サービス内容の変更などに適用できます。もうひとつは、不正確なAI回答の引用元を遡って直す「証拠チェーンの修正」です。古いWebページやPDFを更新・統合・注釈付けし、古い情報には明確な日付と現状へのリンクを添えます。
実務での対応
「ブランド主張監査」として、自社が主張している事実(所在地、料金体系、代表者、サービス名など)を一覧にし、ユーザーの質問・古い前提・用語の対応・責任チームを記録します。対象はHTMLページだけでなく、PDF、構造化データ、サブドメインまで含めます。AI検索では見つけてもらえるかだけでなく、回答が正確かまで評価する必要があります。
5. ChatGPT・Claude・Perplexityで異なる引用の傾向と、AI引用を獲得するためのデータ
AIが「ブランド名を挙げるだけ」の言及と、「コンテンツに直接リンクする」引用は別物です。引用はトラフィックを生み、AI経由の訪問者はコンバージョン率が高い傾向にあります。

主要なAI情報源
サードパーティサイトがAI言及源として自社サイトの6.5倍にのぼります。Redditはすべての主要AIで最も多く引用されるソースで、リスト記事やジャーナリズム記事も重要です。
プラットフォーム別の引用傾向
| プラットフォーム | 引用の傾向 |
|---|---|
| ChatGPT | Wikipediaを多用。Bingの上位10位と一致しやすい |
| Perplexity | Redditを最も多く引用。リアルタイム検索を重視 |
| Claude | 小規模メディアやユーザー生成コンテンツを重視 |
ビジネスへの影響と実務での対応
AIに引用されたブランドはCTRが35%増え、コンバージョンも高いとされます。Trustpilotのように、AI経由で大きく収益を伸ばした事例もあります。2028年までにAI検索が従来の検索を上回るという予測も示されています。対応としては、サードパーティサイトでのマーケティングを優先し、AIが理解しやすい構造でコンテンツを作り定期的に更新すること、プラットフォームごとにAI上の可視性を追跡すること、従来SEOとAI対策の配分を見直すことが挙げられています。海外のデータですが、日本でも同じ方向に動くと見ておくのが安全です。
6. AIクローラーはJavaScriptのコンテンツを見逃す。Googlebotとは違う見え方への対策
AIクローラーはGooglebotと違ってJavaScriptをレンダリングしません。JSで後から描画されるテキストは、AIからは存在しないのと同じです。

HTMLで提供すべきもの
重要なテキスト、リンク、メタデータ、構造化データは初期HTMLの応答に含める必要があります。あわせて、URLの正規化と明確な階層、絞り込み(ファセット)URLの制御で、AIクローラーが効率よくページを発見しトピックの関係を理解できる構造にします。
サイトマップ・鮮度・速度
XMLサイトマップでインデックス対象URLを提示し、lastmodで更新日を伝えます。AIボットは新しいコンテンツを優先的にクロールする傾向があります。表示が速いページはクロールの深さと頻度が上がるため、定期的な技術監査でアクセスを妨げる問題を早期に見つけることが勧められています。
実務での対応
当社でも以前から案内している内容ですが、従来の技術的SEOがそのままAI最適化の基礎になります。サイト制作の観点では、料金表やサービス説明をタブ切り替えやアコーディオンでJS描画しているサイトは要注意です。見た目は同じでも、初期HTMLにテキストが入っているかを一度ソースで確認してください。
7. SEOプロフェッショナル131名が選んだGoogleのトップランキング要因
Zyppy社がSEOの専門家131名に行った調査で、ランキング要因の重要度の見方が示されました。1位は検索意図(57.1%が選択)、2位はバックリンク(54.8%)、3位はコンテンツ品質です。1位と2位は僅差で、どちらも外せない要素だと読むのが適切です。

バックリンクとコンテンツの見方
信頼性と関連性の高いドメインからのリンクは高く評価され、スパム的なリンクは強いマイナスになります。コンテンツはオリジナル調査や一次データが高評価です。AIコンテンツについては、人間がレビューし独自の価値を加えたものは肯定的、価値のない大量生産は否定的と、評価がはっきり分かれています。
その他の重要シグナル
ブランド検索量、オンラインでの評判、ユーザー満足度も上位に挙がりました。クロール・インデックス・サイトの健全性は基盤要素として、内部リンクも重要視されています。
実務での対応
検索意図に深く合致するコンテンツを最優先に、質の高い関連リンクを地道に獲得する。AIを使うときは人間の付加価値と独自性を必ず入れる。調査結果が示しているのは、SEOの本質は変わっていないということです。
8. Google DeepMind、LLMを使った新しい検索ランキングモデル「ARR」を開発
Google DeepMindが、大規模言語モデルを使った検索ランキングモデル「Autoregressive Ranking(ARR)」を発表しました。現在の検索で使われている2段階構造を、単一のモデルで置き換えることを狙う研究です。

現在の2段階構造
Dual Encoder(DE)は文書をベクトル化して高速に候補を抽出する役割、Cross Encoder(CE)は候補を高精度に順位付けする役割ですが計算コストが高い。この2つを組み合わせるのが現行の仕組みです。
SToICaL訓練法と結果
ARRは「SToICaL」という訓練法でLLMにランキングを学習させます。高ランク文書に重みを付け、無関連文書を下げることを学ばせる方法です。テストではCross Encoderと同等、Dual Encoderより優れたランキング能力を示し、無関連文書のランキングエラーを大幅に減らしました。一方で、一部のショッピング検索では最も関連する結果の順位付けに課題が残っています。
実務での対応
今すぐ対策が変わる話ではありません。現在の検索ランキングでは引き続きDE/CEが主役で、AIによる検索の変革はまだ進行中です。ARRは将来的に検索システムが大きく変わる可能性を示すものとして押さえておけば十分です。
9. Google広告データが示す、AI Mode導入後のクエリ長の変化
AI Mode導入以降、検索クエリは短いキーワード型から長く具体的な会話型へ移っており、この傾向は加速しています。LLMの普及がユーザーの検索行動そのものを変えた、という読み方です。

数字で見る変化
| 指標 | 変化 |
|---|---|
| 1〜2語クエリのインプレッションシェア | 42%から24%へ(18ポイント減) |
| 3〜4語クエリのインプレッションシェア | 33%から48%へ(15ポイント増) |
| 短いクエリのコンバージョンシェア | 10ポイント減 |
| 3〜4語クエリのコンバージョンシェア | 26ポイント増で主要源に |
| 5〜6語/7語以上のクエリ | それぞれ3倍/4倍に急増 |
実務での対応
ロングテールを戦略の柱に据え、特化した広告文とランディングページで関連性を上げ、入札と予算を効果の出るロングテールへ再配分することが勧められています。元記事はこの変化を一時的ではない恒久的な構造変化と位置づけています。広告だけでなく、オーガニック側でも「〜のやり方」「〜と〜の違い」のような具体的な質問に答えるページの価値が上がる流れです。
10. Google、AI回答に貢献したサイトへ報酬を支払う「AI contribution pilot」を拡大
GoogleがAIによる回答生成に大きく貢献したWebサイトへ直接対価を支払う試験プログラム「AI contribution pilot」を拡大しています。ニュースメディアに限らず中小規模のサイトも対象で、Search Consoleの専用パネルで収益額を確認できます。

支払いの判定基準
対象になるのはAI回答に「決定的な影響」を与え、回答の成立に不可欠な情報を提供したサイトです。ファクトチェックや参考リンクとして使われただけでは対象外です。報酬の算定式は非公開です。
参加メディアの評価とGoogleの狙い
参加メディアからは、広告収入には遠い報酬額、算定プロセスの不透明さ、将来の交渉力低下への懸念が挙がっています。一方で、Googleとの対話を通じてAIがどう評価しているかのデータを得られる点はメリットです。Google側の目的としては、法的・規制リスクの抑制と、将来の法制化に備えたインフラ検証が挙げられています。
実務での対応
新しい収益の柱になる段階ではありません。重要なのは、AIへの情報提供に直接対価が支払われる前例ができたことと、評価対象が「AI回答に影響する独自情報」である点です。独自の検証や専門知見といった一次情報の発信は、今後さらに価値が上がります。
11. AI検索のためのスキーマ:エンティティの欠落を埋めて自然検索を伸ばした大学2校の事例
カスタムJSON-LDとschema.orgのエンティティで知識グラフを構築し、Gemini・Claude・ChatGPTによるブランド理解を高める取り組みです。2つの大学で実施され、リードの質と量の両方で成果が出ました。

エンティティ監査でギャップを特定
既存サイトと理想のデータセットをベクトル埋め込みで比較し、スキーマをスコアリングして、エンティティを「明確」「曖昧」「未検証」の3つに分類しました。パートナーAは85エンティティのうち50以上はカバーしていたものの約3分の1が曖昧か未検証で、20以上が欠落。パートナーBは58エンティティのうち半分以上が曖昧で、27が未検証でした。カリキュラム、教員、入学、財政援助といった主要情報に大きなギャップがありました。
対処と成果
パートナーAはスキーマレベルの修正と記述の具体化(GPAの数値化など)を実施。パートナーBはコンテンツ不足を補強し、既存ブログの刷新と内部リンクを強化しました。結果はAが引用数75%増、リードから支払いへの転換率20%向上、応募から支払いへの転換率26%向上。Bはオーガニックリード18%増、応募22%増、AI引用11%増です。なお、複雑な申請締め切りや教員の空き状況など、意図的に対応を見送ったエンティティもあります。
実務での対応
エンティティ作業は一度で終わるハックではなく、変化し続ける情報に追従する継続的なインフラ整備です。制作の現場では、JSON-LDを「とりあえずArticleとOrganizationだけ」で止めているサイトが大半です。自社の主要な実体(サービス、拠点、人、料金プラン)を洗い出し、曖昧なものから順に記述を具体化していくと、同じ手法を中小規模のサイトにも適用できます。
12. Google、2026年9月スパムアップデートをグローバル展開
Googleは2026年9月24日午前9時15分(太平洋時間)に、今年4回目となるスパムアップデートを開始しました。全言語・全地域が対象で、完了まで最大2週間を要する見込みです。

今回の特徴
3月、6月、8月に続く実施です。過去のスパムアップデートは数時間から約2.5日で完了していましたが、今回は過去最長の「最大2週間」とアナウンスされています。目的は検索スパム検出の自動システムの改善で、特定のスパムポリシーへの言及はありません。
実務での対応
アップデート期間中はSearch Consoleで順位とトラフィックの変動を確認し、下落があればGoogleのスパムポリシーに照らして原因を探ります。違反があった場合、ポリシーを遵守しても回復には数か月かかることがあります。日頃から健全なサイト運営を続けることが、結局は一番の対策です。
よくある質問
Q. エンティティSEOは中小企業のサイトでも必要ですか?
A. 必要です。規模に関係なく、社名・所在地・サービス名がサイト、SNS、Googleビジネスプロフィールで一致しているかが出発点です。Organizationの構造化データと一貫した表記だけでも、AIの誤認識はかなり減らせます。
Q. AIクローラーにJavaScriptが読まれないなら、サイトをすべて静的HTMLにすべきですか?
A. すべてを作り変える必要はありません。重要なテキスト(サービス説明、料金、会社情報)が初期HTMLに含まれていれば十分です。装飾やアニメーションはJSのままで問題ありません。
Q. AIに引用されるために、Redditに投稿すべきですか?
A. 日本の事業者が無理にRedditを使う必要はありません。要点は「自社サイト以外の信頼できる場所で言及されること」です。業界メディア、比較サイト、取引先の事例紹介、プレスリリースなど、日本で読まれる第三者の場を優先してください。
Q. 9月のスパムアップデートで順位が下がりました。何をすればいいですか?
A. まず完了(最大2週間)を待ち、その後もSearch Consoleで下落が続くならスパムポリシーの各項目(自動生成コンテンツ、不自然なリンク、誘導ページなど)を一つずつ点検します。該当がなければ、同時期のコアアップデートや季節要因も疑ってください。
Q. AI contribution pilotには申し込めますか?
A. 現時点では試験プログラムで、一般募集の情報はありません。対象になった場合はSearch Consoleに専用パネルが表示されるとされています。最新情報は公式の発表でご確認ください。
まとめ|2026年10月のSEOで押さえること
今月の12本を貫いているのは、「AIに正確に理解され、信頼できる情報源として選ばれる」ための整備です。具体的には、エンティティと構造化データの整備、ブランド情報の矛盾の解消、JavaScriptに頼らないHTML、第三者サイトでの言及の獲得、そして一次情報の発信です。どれも派手さはありませんが、検索意図への合致とバックリンクという従来の要因と並んで効くことが、131名の調査や大学2校の事例からも見てとれます。9月スパムアップデートの影響確認とあわせて、まずは自社サイトの情報一貫性の点検から始めてみてください。
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