問い合わせフォーム作成ツールおすすめ|CF7・Googleフォーム・formrunを比較

問い合わせフォーム作成ツールおすすめ|CF7・Googleフォーム・formrunを比較

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問い合わせフォームの作成ツールは、大きく分けて「WordPressのプラグイン(Contact Form 7など)」「Googleフォーム」「フォーム作成SaaS(formrunなど)」の3種類です。どれが正解というより、サイトの作り方と、届いた問い合わせを誰がどう対応するかで選ぶのが失敗しないコツです。この記事では、それぞれの特徴と比較、フォーム作成SaaSの代表としてformrunの設置手順、そしてよくある「メールが届かない」トラブルの対処までをまとめました。

目次

問い合わせフォームを作る3つの方法

パソコンでWebサイトの問い合わせフォームに入力している手元
Photo by Campaign Creators on Unsplash

ホームページに問い合わせフォームを置く方法は、自分のサイトの中で動かすか、外部サービスで作って貼り付けるかの2系統に分かれます。前者の代表がWordPressのプラグイン、後者がGoogleフォームとフォーム作成SaaSです。

WordPressプラグイン(Contact Form 7など)

WordPressで作ったサイトなら、Contact Form 7のようなフォームプラグインを入れるのがいちばん身近な方法です。プラグイン自体は無料で、フォームはサイトのデザインになじみ、ページの一部として自然に表示されます。一方で、メールはサイトのサーバーから送られるため、設定によっては届かない・迷惑メールに入るといった問題が起きやすく、問い合わせの管理もメールボックス頼みになります。

Googleフォーム

Googleフォームは、Googleアカウントがあれば無料で使えるフォーム作成ツールです。回答はスプレッドシートに自動で集まり、iframeの埋め込みコードでホームページにも貼れます。手軽ですが、見た目のカスタマイズは限られます。回答者へ回答のコピーを送る機能はあるものの、会社名入りの文面で自動返信メールを送るといった細かい調整は標準機能だけでは難しく、社内アンケートや申込受付向きの道具です。

フォーム作成SaaS(formrun・Tayoriなど)

formrunやTayoriのようなフォーム作成SaaSは、フォームの作成、送信の受け付け、メール通知、問い合わせの対応管理までを1つのサービスで扱えます。サーバーの設定に左右されにくく、WordPress以外のサイト(STUDIOや静的HTMLなど)にも同じ手順で設置できるのが強みです。その代わり、本格的に使う機能は有料プランになるものが多く、月額費用がかかります。

3つの方法の比較表

費用だけを見ればプラグインとGoogleフォームが有利で、メールの届きやすさと対応管理まで含めるとフォーム作成SaaSが有利です。主な違いを表にまとめました。

項目Contact Form 7Googleフォームformrun
費用無料(プラグイン)無料無料プランあり・有料は月額制
使えるサイトWordPressのみどのサイトでも(埋め込み)どのサイトでも(埋め込み・リンク)
デザインのなじみサイトに合わせやすいGoogleフォームの見た目テンプレートから調整
メール送信サイトのサーバーから送信Googleから通知formrun側から送信
自動返信設定できる回答のコピー送信のみ有料プランで利用可
問い合わせの管理メールで管理スプレッドシートステータス管理ボード
スパム対策reCAPTCHA等を別途設定Google側で対応reCAPTCHAを設定可
公式サイトWordPress公式ディレクトリGoogleformrun公式サイト

機能や料金は各サービスの更新で変わります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

制作会社が見る問い合わせフォームの選び方

選ぶときは「サイトの作り方」「誰が対応するか」「メールの重要度」の3点で考えると迷いません。制作の現場でも、この3つを最初に確認してからフォームの方式を決めています。

サイトの作り方で選ぶ

WordPressのサイトで、デザインを細かく合わせたいならContact Form 7が第一候補です。STUDIO、Wix、静的HTMLなどWordPress以外で作ったサイトや、将来サイトを作り替える予定があるなら、外部サービスで作っておくとフォームだけをそのまま引き継げます。

対応する人数と管理方法で選ぶ

問い合わせを1人で受けて返すなら、メール通知だけでも十分回ります。2人以上で分担する場合は「誰が返信したか」「対応済みか」が分からなくなりがちなので、ステータス管理ができるフォーム作成SaaSのほうが取りこぼしを防げます。

メールが届かないと困る度合いで選ぶ

見積依頼や採用応募のように、1件の取りこぼしが売上に直結するフォームでは、送信の安定性を優先します。プラグインでも後述のSMTP設定をすれば安定させられますが、設定や保守の手間を減らしたいなら外部サービスに任せる選択肢があります。

向いている人・向かない人

Contact Form 7はWordPressを自分で触れる人、費用をかけたくない人に向いています。Googleフォームは社内向けや一時的な申込受付に向き、会社の顔になる問い合わせ窓口にはやや不向きです。formrunのようなSaaSは、複数人で対応する会社やWordPress以外のサイトに向いていますが、月に数件しか問い合わせがなく自動返信も不要なら、有料プランまでは必要ないこともあります。

formrunの特徴と料金プラン

オフィスでチームが問い合わせ対応の進捗を確認している様子
Photo by Arlington Research on Unsplash

formrunは、株式会社ベーシックが提供するフォーム作成・問い合わせ管理サービスです。テンプレートを選んでフォームを作り、届いた回答をカンバン形式のボードでステータス管理できます。公式サイトによると、ISO/IEC 27001(ISMS)の認証も取得しています。

フォームはテンプレートから作る「クリエイターフォーム」と、自分で書いたHTMLのフォームの送信先にformrunを使う「コード型フォーム」が選べます。届いた問い合わせは「未対応」「対応中」などのステータスで管理でき、担当者の割り当てやメモも残せます。有料プランでは自動返信メールや、SlackやChatworkなどへの通知連携も使えます。

料金プランの比較

2026年10月時点の公式料金ページの内容は次のとおりです(税抜)。

プラン月額(年間契約/単月契約)フォーム数メンバー数月間回答数(1フォーム)
FREE0円1個1人30件
BEGINNER2,980円/3,880円5個2人100件
STARTER12,980円/14,980円50個5人無制限
PROFESSIONAL25,800円/29,800円無制限10人無制限
ENTERPRISE要見積り---

料金やプラン内容は変わることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

無料プランでできないこと

FREEプランはフォーム1個・月30件まで試せますが、公式の比較表では自動返信メール、Slackなどへの通知連携、送信前の確認画面、CSV・Excelのエクスポートなどが対象外です。会社の問い合わせ窓口として本番運用するなら、自動返信が使えるBEGINNER以上を前提に考えるのが現実的です。まず無料で使い勝手を確かめてから切り替える流れがおすすめです。

formrunで問い合わせフォームを設置する手順

ノートパソコンでWebページにコードを貼り付けて編集している画面
Photo by Christopher Gower on Unsplash

formrunのフォームは、アカウント登録からホームページへの埋め込みまで、コードを書かずに進められます。画面の名称はアップデートで変わることがあるので、迷ったら公式ヘルプで最新の手順を確認してください。

ステップ1|アカウントを作成する

公式サイトから無料でアカウントを登録します。会社で使うなら、担当者が替わっても引き継げる共有アドレスで登録しておくと安心です。

ステップ2|テンプレートからフォームを作る

「お問い合わせ」などのテンプレートを選び、項目を調整します。項目は会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容くらいに絞るのが基本です。入力欄が多いほど途中でやめる人が増えるため、本当に返信に必要な項目だけを残します。

ステップ3|通知メールの送り先を設定する

問い合わせが届いたときに知らせるメールアドレスを設定します。FREEプランでは通知先は1フォームにつき1アドレスなので、複数人で見たい場合は共有アドレスやメーリングリストを通知先にするか、有料プランのチャット通知を使います。

ステップ4|自動返信メールを設定する

有料プランでは、送信した人へ受付完了の自動返信メールを送れます。文面には「お問い合わせを受け付けました」「◯営業日以内にご連絡します」「届かない場合の連絡先」を入れておくと、相手が安心して待てます。送信者のアドレスの入力欄を自動返信の宛先に指定するのを忘れないようにします。

ステップ5|スパム対策(reCAPTCHA)をオンにする

公式ヘルプでは、フォーム編集画面の設定にあるスパム対策の項目から、reCAPTCHAを導入できると案内されています。クリエイターフォームで使えるのはreCAPTCHA v2です。チェックを入れてから時間が経ちすぎると送信時にエラーになる仕様があるため、長い入力欄のあるフォームでは、送信前に一度動作を確認しておきます。

ステップ6|ホームページに埋め込む

フォームの共有設定から埋め込み用のコードをコピーし、問い合わせページに貼り付けます。WordPressならブロックエディタの「カスタムHTML」ブロックに貼るのが簡単です。埋め込みが難しいサイトでは、フォームのURLをボタンやリンクにしてページを開いてもらう方法もあります。

ステップ7|テスト送信して届くか確かめる

公開したら、自分で実際に送信してみます。確認するのは「通知メールが届くか」「自動返信が届くか」「スマホで入力しやすいか」「管理画面に回答が入ったか」の4点です。GmailとOutlookなど種類の違うアドレスで試すと、迷惑メール判定の傾向も分かります。サーバー移転やドメイン変更のあとも、必ずもう一度テスト送信をしてください。

Contact Form 7で作る場合のポイント

費用をかけずにWordPressで作るなら、Contact Form 7は今も有力な選択肢です。ただし、入れて終わりではなく、メール送信とスパム対策の2つを最初に整えておく必要があります。

WordPressは標準ではサーバーから直接メールを送るため、送信元ドメインの認証が整っていないと迷惑メール扱いや不達が起きます。SMTPプラグインで正規のメールサーバー経由に切り替えると安定します。具体的な設定はWordPressでメールが届かない原因と対策で解説しています。

フォームを公開すると、営業メールや自動投稿のスパムは必ず届くようになります。画像選択のいらないCloudflare Turnstileを使えば、送信する人の手間を増やさずに対策できます。導入手順はCloudflare TurnstileをWordPressに導入する方法をご覧ください。

メールが届かないなどのトラブルと対処法

スマートフォンでメールの受信トレイを確認している人
Photo by CHUTTERSNAP on Unsplash

問い合わせフォームのトラブルで最も多いのは「メールが届かない」です。どの方式でも、原因の多くは迷惑メール判定、アドレスの誤り、設定漏れのどれかに当てはまります。

通知メールが迷惑メールフォルダに入る

まず迷惑メールフォルダを確認し、送信元アドレスを受信許可(連絡先登録)に入れます。プラグインの場合は、送信元をサイトと同じドメインのアドレスにし、SPFやDKIMといったドメイン認証が設定されているかをサーバー側で確認します。

自動返信が相手に届かない

入力されたアドレスの打ち間違いが意外と多い原因です。アドレスの確認入力欄を設ける、自動返信の文面に「届かない場合はお電話ください」と書いておくと取りこぼしを減らせます。formrunの場合は、利用中のプランで自動返信が有効になっているかも確認します。

スパムが大量に届く

reCAPTCHAやTurnstileを入れていないフォームは、自動投稿の標的になりやすくなります。手入力の営業メールは防ぎきれないため、フォームの冒頭に「営業目的のご連絡はご遠慮ください」と添えておくのも一つの方法です。

formrunを試してみたい方へ

formrunは無料プランでフォームを1つ作って使い勝手を確かめられます。WordPress以外のサイトでフォームを用意したい方や、複数人での対応管理に困っている方は、自社の運用に合うか試してみてください。

よくある質問

カフェでノートパソコンを使いながら疑問を調べている女性
Photo by Christin Hume on Unsplash

Q. 問い合わせフォームは無料で作れますか?

A. 作れます。WordPressならContact Form 7、それ以外ならGoogleフォームやformrunの無料プランが使えます。ただし無料の範囲では自動返信や通知連携に制限があることが多いので、必要な機能を先に決めてから選んでください。

Q. Googleフォームを会社の問い合わせ窓口に使っても大丈夫ですか?

A. 使うこと自体は問題ありません。ただ、見た目をサイトに合わせにくく、会社名入りの自動返信も標準機能では作りにくいため、社外向けの窓口ならプラグインかフォーム作成SaaSのほうが向いています。

Q. formrunはWordPress以外のサイトでも使えますか?

A. 使えます。埋め込みコードを貼るか、フォームのURLにリンクすればよいので、STUDIOや静的HTMLのサイトでも設置できます。

Q. formrunの無料プランで自動返信メールは使えますか?

A. 2026年10月時点の公式料金ページでは、FREEプランは自動返信メールの対象外です。自動返信が必要ならBEGINNER以上のプランを検討してください。

Q. Contact Form 7からformrunに乗り換えるときの注意点はありますか?

A. 過去の問い合わせ履歴は自動では移らないので、必要なメールは手元に残しておきます。切り替え直後は新旧どちらのフォームから送られたか分かりにくいため、古いフォームのページは非公開にし、テスト送信で通知と自動返信を確かめてから公開してください。

Q. スパム対策はreCAPTCHAとTurnstileのどちらがいいですか?

A. どちらでも基本的な自動投稿は防げます。WordPressで送信する人の手間を減らしたいならTurnstile、formrunのように対応方式がサービス側で決まっている場合は、そのサービスが用意している方式を使うのが確実です。

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