社長就任祝いの相場とマナー|取引先に贈る品物・のし・立札・メッセージ・時期を解説

取引先から「このたび代表取締役社長に就任いたしました」というあいさつ状が届いた。付き合いの長い会社の後継者が社長になった。そんなとき、お祝いを贈ったほうがいいのは分かっていても、「いくらくらいのものを」「いつまでに」「のしや立札には何と書くのか」で手が止まる方は多いと思います。社長就任祝いは、結婚祝いや出産祝いに比べて個人が経験する回数が少なく、しかも会社の名前で贈ることが多いので、間違えたときの気まずさも大きいお祝いです。

この記事では、百貨店のマナー解説や胡蝶蘭を扱う花店の案内など複数の情報をもとに、社長就任祝いの相場を相手別に整理し、贈る時期、のしと立札の書き方、祝電やメッセージで避けたい言葉、品物の選び方、取引先として贈るときの実務までをまとめました。情報源によって金額に幅があるところは、幅のまま書いています。後半では、社長が代わったばかりの会社を近くで見ている制作会社の立場から、就任直後に本当に困っていることについても触れます。

目次

社長就任祝いとは?昇進祝い・栄転祝いとの違い

会議室で打ち合わせをするビジネスパーソン
Photo by Christina @ wocintechchat.com M on Unsplash

「就任」は社長や取締役など高い役職に新しく就くこと

高島屋の贈答マナー集では、就任を「新しく取締役などの高い地位・役職につくこと」、昇進を「職階や地位が上がること」、栄転を「高い地位や職に転任すること」と説明しています。つまり就任祝いは、部長や課長への昇進ではなく、社長・会長・取締役・支店長といった組織の顔になる役職に就いた人へのお祝いです。中でも社長就任は、会社の方針や取引関係に直接かかわる出来事なので、取引先として会社の名前で贈る場面が一番多いお祝いだと言えます。

花店のHitoHanaの解説にもあるように、就任祝いは「取引のある会社や勤務する会社で社長や役員など重要なポストに就く方が交代したり、新たに就任したときのお祝い」です。大きな会社では就任式や披露パーティーが開かれることもありますが、多くの会社では取引先へのあいさつ状で就任を知らせるのが一般的です。

就任を知るきっかけは、あいさつ状・株主総会・ニュース

社長交代を知るきっかけは、先方から届く就任のあいさつ状、株主総会後の正式な発表、新聞や業界紙の人事欄、先方のホームページのお知らせなどです。どのきっかけであっても、後で説明するように「正式に決まったこと」を確認してから動くのが就任祝いの大前提です。人づてに聞いた段階や、報道で「内定」と書かれている段階では、まだ贈る時期ではありません。

社長就任祝いの相場を相手別に見る

就任祝いの相場は、贈る相手の役職と、自分(自社)との関係で変わります。胡蝶蘭を扱う花店2社と百貨店・ギフト解説の情報を突き合わせると、おおよそ次の幅に収まります。

贈る相手・立場相場の目安補足
取引先の社長(会社として贈る)3万円〜5万円特に重要な取引先には5万円前後、5万円以上とする解説もある
取引先の取締役・役員1万円〜3万円社長より一段控えめにするのが一般的
社内の上司(部署で連名)2万円〜3万円1人あたり3,000円〜5,000円を集めることが多い
社内の上司(個人で)1万円〜2万円立場が上の人に高額すぎる品は避ける
同僚・同期・知人1万円〜2万円知人・友人は5,000円〜1万円とする解説もある
親族1万円〜3万円身内は1万円〜2万円とする解説もある

取引先の社長へは会社として3万円〜5万円

HanaPrimeの解説では、会社から取引先の社長へ贈る場合は3万円〜4万円が一般的で、重要な取引先には5万円前後を選ぶとしています。HitoHanaは取引先の社長や役員へは3万円〜5万円、相手別の比較では社長に5万円以上、取締役・役員に3万円以上という目安を挙げています。胡蝶蘭で言えば、白の大輪3本立てから5本立てがこの価格帯です。就任祝いの胡蝶蘭は会社のロビーに並ぶことが多く、他社からの花と見比べられる場でもあるので、取引の深さに見合った金額にするのが無難です。

取締役・役員の就任は1万円〜3万円

社長以外の役員(取締役・執行役員・監査役など)への就任祝いは、HanaPrimeが1万円〜3万円としています。同じ会社で社長と役員が同時に就任したときは、社長より役員のほうが高くならないように金額の順序をそろえます。会長と社長が同時に交代した場合は後で触れるように別々に贈りますが、金額は原則として同じ価格帯にするのがよいとされています。

社内の上司へは部署で2万円〜3万円、個人なら1万円〜2万円

自分の勤め先の上司が社長や役員に就任したときは、部署のメンバーで連名にして2万円〜3万円、個人で贈るなら1万円〜2万円がHitoHanaの示す目安です。連名の場合は1人あたり3,000円〜5,000円を集めることが多いとされています。目上の人に個人で高額な品を贈ると、かえって気を遣わせてしまうので、個人で贈るなら控えめにして、メッセージカードで気持ちを添えるほうが喜ばれます。

同期・友人・親族は1万円〜2万円が中心

同期や友人は1万円〜2万円、親族は1万円〜3万円がおおよその幅です。楽天のギフトマナー解説では、身内は1万円〜2万円、知人・友人は5,000円〜1万円と、もう少し低い目安も示されています。親しい相手なら形式より気持ちが優先されるので、相場の下限でも失礼にはなりません。

オフィスのロビーに飾られた白い胡蝶蘭
Photo by Earl Wilcox on Unsplash

贈る時期|正式な発表の後、1週間以内が目安

内示・内定の段階では贈らない。前任者への配慮

就任祝いで一番気をつけたいのが時期です。HitoHana・HanaPrimeとも、必ず正式な辞令や発表を確認してから贈るように強調しています。内定や内示の段階で贈ると、内容が変わる可能性があるうえ、まだ在任中の前任者に対して失礼になるからです。本人に「社長になるって本当ですか」と確かめるのもマナー違反とされています。株主総会で正式に決まった後、または先方からあいさつ状が届いた後に動けば間違いありません。

就任式や披露パーティーがあれば前日か当日の午前中に

就任式やパーティーが開かれる場合は、前日または当日の午前中に会場へ届くよう手配します。会場によっては花や荷物の受け取りに条件があるので、事前に確認しておくと安心です。式がない場合は、就任日の午前中かそれ以降に会社宛てに届けます。高島屋のマナー集では「知らせを聞いて、早い時期(1週間前後)に贈ります」、HitoHanaは「遅くとも1週間以内に先方の元に届くように」としています。

遅れてしまったときは個人名で、できるだけ早く

就任から日が経ってしまった場合、HanaPrimeは会社名ではなく個人名で贈り、就任日から1週間以内を目安にするとしています。それ以上遅れたときは、お祝いの品にこだわらず、次に訪問する機会にひとこと添える、あるいは祝電や手紙でお祝いの気持ちを伝えるほうが自然です。遅れてから大きな花を贈ると、先方の片付けが終わった頃に届いてしまい、かえって気を遣わせることがあります。

日柄は仏滅を避けるのが無難

届ける日の日柄は、仏滅を避けて大安や友引にするのが一般的とされています。ただしHanaPrimeは、六曜を気にしない相手なら仏滅でも問題ないという見方も紹介しています。相手が年配の経営者や格式を重んじる会社なら合わせておく、くらいの考え方でよいでしょう。

のし・立札・祝電の書き方

のしは紅白の蝶結び、表書きは「御就任御祝」「祝御就任」「御祝」

品物にかける掛け紙(のし紙)は、高島屋のマナー集によると「のしあり 紅白5本蝶結び」です。就任は何度あってもよいお祝いなので、ほどいて結び直せる蝶結びを使います。表書きは「御就任御祝」が代表的で、ほかに「祝御就任」「御祝」でも構いません。昇進祝いと兼ねるなら「ご昇進御祝」「ご栄進御祝」も使われます。名入れは会社として贈る場合、中央に代表者名、右上に社名をやや小さく添える書き方が一般的です。

胡蝶蘭の立札は「お祝いの文言」と「贈り主の社名・役職・氏名」

胡蝶蘭やスタンド花には、のしの代わりに立札を付けます。ビジネスの場では木札が一般的で、処分のしやすさから厚紙の札を選ぶ会社もあります。HitoHanaの記載例は「祝 御就任 ◯◯商事株式会社 代表取締役 ◯◯ 太郎」のように、お祝いの文言のあとに贈り主の社名・役職・氏名を続ける形です。贈り先の名前を入れる場合は、右に贈り先、中央に文言、左に贈り主という並びになります。頭書きには「御就任御祝」「就任御祝」「社長就任御祝」などが使われます。

役員への立札は役職を特定しない書き方に

HanaPrimeが注意点として挙げているのが役職の誤記です。取締役に就任した人に「社長就任御祝」と書いてしまう、専務を常務と書いてしまう、といった間違いは一番避けたい失敗です。役員の場合は「祝 御就任」のように役職を特定しない表現にしておくと安全です。贈り先の社名・役職・氏名の漢字は、あいさつ状や先方のホームページで必ず確認してから発注しましょう。

祝電・お祝い状の文例と定型句

取引先への就任祝いでは、品物と一緒に祝電やお祝い状を送ることも多くあります。日本郵便の文例集では、取引先の相手が社長に就任する場合の文例として「ご就任 誠におめでとうございます」で始め、長いお付き合いへの感謝と「今後も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます」で結ぶ形が紹介されています。HitoHanaは「この度はご就任おめでとうございます。今までの実績を元に、今後も素晴らしい手腕を発揮されることと期待申し上げます。」という文章を、失礼にならない基本形として挙げています。祝電は、内定の段階で一度送っていれば就任時に重ねて送る必要はなく、就任後の訪問や贈り物で気持ちを伝えればよいとされています。

万年筆で手紙を書く手元
Photo by atelierbyvineeth … on Unsplash

メッセージで避けたい言葉

忌み言葉と重ね言葉

お祝いの文面では、別れや終わり、後戻りを連想させる言葉を避けるのが基本です。HitoHanaは「再び」「終わる」「繰り返す」など変わることやマイナスのイメージを連想させる忌み言葉を挙げています。一般的なお祝い状のマナーとしては、ほかに「別れる」「離れる」「切る」「壊れる」「破る」といった言葉や、「重ね重ね」「たびたび」「いよいよ」のような重ね言葉も避けるとされています。就任祝いの場合は「辞任」「退任」「交代」のように前任者を連想させる言葉も、文面には入れないほうが無難です。

否定的な前置きと、4・9の数字

「昨今は厳しい情勢ではありますが」のような否定的な前置きも、お祝いの文面ではマイナスのイメージになるので使いません。また4(死)と9(苦)を連想させる数字は、金額や本数、日付の表現で避けるのが慣例です。胡蝶蘭の本数が3本立て・5本立てと奇数なのも同じ考え方からです。相手を幸せな気分にするための文面なので、素直に「おめでとうございます」「ますますのご発展をお祈りします」と書くのが一番です。

社長就任祝いの品物の選び方

定番は胡蝶蘭。白の大輪3本立て・5本立てが中心

就任祝いの定番は鉢植えの胡蝶蘭です。「幸福が飛んでくる」という花言葉に加えて、鉢植えには「根が張る」という意味があり、地位や業績が盤石であるようにという願いを込められるとされています。色は白の大輪が定番で、紅白に見える赤リップも人気です。本数は3本立てか5本立てが一般的で、取引先の社長へ贈るなら大輪の5本立てが見劣りしないとされています。花粉や香りが少なく、手入れも比較的かからないので、オフィスに飾ってもらいやすいのも選ばれる理由です。

お酒・ビジネス小物・高級食材など、胡蝶蘭以外の選択肢

高島屋のマナー集では、昇進・就任のお祝いの好適品として「日本酒や紅白ワイン」「ビジネス関連や相手の趣味の品」を挙げています。HitoHanaの解説では、会社設立年や就任年のワインや日本酒、名入れのグラスなどの高級雑貨、家族をねぎらう意味での高級食材、カタログギフトなどが紹介されています。これらは相手の好みが分かっている場合や、個人として贈る場合に向いています。会社として取引先へ贈るなら、ロビーに飾れて贈り主が分かる胡蝶蘭が今も主流です。

避けたほうがよいもの

現金や商品券は、金額がはっきり分かるため目上の相手には失礼とされることがあり、就任祝いでは避けたほうが無難とされています。筆記具や腕時計は「もっと勤勉に」という意味に取られるとして、目上の人には贈らないという考え方があります。これは就職祝いのマナーとして語られることが多く、就任祝いにそのまま当てはまるかは諸説ありますが、気にする人がいる以上は避けておくのが安全です。ほかにも、履物(踏みつける)、ハンカチ(手切れ)、刃物(縁を切る)は、お祝い全般で避けられる品です。

品物向く場面気をつける点
胡蝶蘭(白・大輪3〜5本立て)会社から取引先へ。就任式・ロビー向け置き場所の広さ、他社と重なること
フラワーアレンジ・観葉植物小さなオフィス、個人から花粉や香りの少ないものを選ぶ
日本酒・ワイン・シャンパンお酒が好きな相手、個人から好みと飲む習慣を確認
名入れグラス・万年筆などの記念品親しい相手、同期から筆記具・時計は目上に避けるという説がある
カタログギフト・商品券好みが分からないとき、個人から金額が分かるため目上には不向きとされる
名刺・ロゴ・ホームページなどの制作就任で会社の顔が変わるとき、連名で受け取った方の意向を聞いて内容を決める
ギフトボックスに入ったワインのボトル
Photo by Fran Taylor on Unsplash

取引先として贈るときの実務

社名・役職・氏名の表記を一次情報で確認する

就任祝いで最も多い失敗は、相場でも時期でもなく表記の間違いです。「株式会社」が前か後か、代表取締役社長か代表取締役か、氏名の旧字体はどうか。あいさつ状、先方のホームページの会社概要、名刺など一次情報で確認し、発注時の入力も二重に見直します。立札は一度作ると直せないので、花店の写真送付サービスがあれば利用して、届く前に文字を確認しておくと安心です。

会長と社長が同時に交代するときは、別々に同じ格で

前社長が会長に、後継者が社長に、という交代は中小企業でもよくあります。この場合、HanaPrimeは会長と社長を連名にせず個別に贈り、価格帯は原則として同じにするとしています。新社長だけに贈って会長に何もない、あるいは会長のほうが明らかに豪華、という状態は避けたいところです。退任する前社長には、就任祝いとは別に退任のお祝いやねぎらいの言葉を伝えると丁寧です。

先代が亡くなっての就任、喪中のときは控える

先代の社長が亡くなったことによる就任は、先方にとって喪中です。HitoHana・HanaPrimeとも、この場合は大々的なお祝いや祝電を控え、内々にお祝いの気持ちを伝えるにとどめるようにとしています。就任の経緯が分からないときは、あいさつ状の文面や先方の状況をよく確認してから判断します。

経費の扱いは交際費が基本。詳しくは税理士へ

取引先へのお祝いは、会計上は交際費として処理するのが一般的です。freeeやマネーフォワードの解説では、社外の相手へのご祝儀は交際費、自社の従業員へのお祝いは福利厚生費になるとされています。交際費には損金にできる上限があり、取引関係があることや金額の妥当性も問われます。実際の処理は会社の状況で変わるので、顧問税理士に確認してください。贈答の記録(いつ・誰に・何を・いくら)を社内で残しておくと、次に同じ会社へ贈るときの基準にもなります。

もらって困るもの、喜ばれるもの|制作会社から見た就任直後

困りがちなのは胡蝶蘭の数と置き場所

私たちは制作会社として、社長が代わったばかりの会社のホームページや会社案内を作り直す仕事に立ち会うことがあります。そこでよく聞くのが「就任のときに胡蝶蘭を十数鉢いただいて、置き場所に困った」という話です。胡蝶蘭は喜ばれる定番であることに変わりはありませんが、取引先が多い会社ほど同じものが重なり、花が終わった後の鉢の処分も先方の負担になります。小さなオフィスの会社なら、なおさらです。

新しい名刺・あいさつ状・会社案内・ホームページの更新が追いついていない

一方で、就任直後の会社が実際に困っているのは、肩書きの変わった名刺がまだない、就任のあいさつ状の文面とデザインを急いで作らなければならない、会社案内の代表あいさつとホームページの代表メッセージが前の社長のまま、といった「会社の顔」の更新です。事業承継を機にロゴを新しくしたい、古くなったホームページを作り直したい、という相談も、社長交代のタイミングで一気に増えます。

こうした「形に残り、毎日使われるもの」を就任祝いとして贈る、という選択肢が、当社のお祝い制作ギフト HANAMUKE(ハナムケ)です。寿コース(3万円・5万円・10万円、税別)なら新しい名刺のデザインと印刷100枚から、門出コース(20万円〜50万円、税別)ならロゴ・名刺・ホームページをひとそろい、旗印コース(100万円、税別)なら社長就任や周年の節目にロゴの刷新からブランドガイド・名刺・封筒・会社案内・コーポレートサイト・撮影までをまとめて贈れます。和紙の目録とギフトカードを化粧箱に入れてお届けし、金額は目録にもカードにも載りません。取引先数社の連名でも贈れるので、「胡蝶蘭の代わりに、みんなで新しい会社の顔を」という贈り方ができます。

机の上に並べられた名刺のデザイン
Photo by Julian Tong on Unsplash

よくある質問

社長就任祝いにお返しは必要ですか?

取引先からの就任祝いには、お礼状をもってお返しとするのが基本とされています。特に親しい取引先なら、落ち着いてから食事に招くこともありますが、相手の負担にならない範囲で行います。親族や友人からのお祝いには、いただいた額の半額程度を目安に商品券などでお返しし、お礼状を添えるのが一般的とされています。お礼状は口頭のお礼で済ませず、就任直後の忙しさが落ち着いたらすぐに出せるよう、文面だけ先に用意しておくとよいでしょう。

就任のあいさつ状が届いたら、必ず何か贈るべきですか?

必ずではありません。取引の深さや先例に合わせて判断します。付き合いの浅い会社なら祝電やお祝い状だけでも失礼にはなりませんし、日常的に取引がある会社なら胡蝶蘭や品物を贈るのが一般的です。社内に過去の贈答記録があれば、それに合わせるのが一番確実です。

内定の段階で祝電を送ってしまいました。就任日にもう一度送るべきですか?

HitoHanaの解説では、内定時点で祝電を送っている場合は、就任時に再度電報を送る必要はないとされています。就任後に訪問してお祝いを伝えるか、品物を贈る方法がよいとされています。なお、内定が覆った後に電報が届くのは大変失礼にあたるので、今後は正式な発表を確認してから送るようにします。

連名で贈るとき、立札やのしの名前はどう書きますか?

会社の部署で贈るなら「株式会社〇〇 営業部一同」のようにまとめて書けます。複数の会社の連名なら、取引の深い順や五十音順で社名を並べ、数が多ければ代表の社名に「外一同」と添えて、全員の名前は別紙やメッセージカードに書きます。立札は文字数に限りがあるので、花店に相談して収まる書き方にしてもらいましょう。

相場より少ない金額だと失礼になりますか?

相場は目安であって、取引の規模や関係の深さで変わります。HitoHanaは「相場より安すぎても高すぎても失礼になる」としていますが、これは極端な場合の話です。付き合いの浅い会社に5万円の胡蝶蘭を贈ると、先方のお返しや今後の付き合いで気を遣わせることもあります。自社と先方の規模、過去の贈答の先例に合わせるのが一番です。

胡蝶蘭以外で、会社として失礼にならないものはありますか?

高島屋の好適品にある日本酒や紅白ワイン、ビジネス関連の品は、会社から贈っても問題ありません。先方のオフィスが小さい、胡蝶蘭が重なりそう、という事情が分かっているなら、観葉植物やフラワーアレンジのほか、新しい名刺やホームページの制作といった事業にそのまま使えるものも選択肢になります。迷ったときは、先方の総務や秘書の方に「お花は飾る場所がありますか」と聞いてしまうのも、失礼にはあたりません。

まとめ

社長就任祝いの相場は、取引先の社長へ会社として贈るなら3万円〜5万円、役員なら1万円〜3万円、社内の上司へ部署で贈るなら2万円〜3万円、個人や同期・親族なら1万円〜2万円前後が、花店と百貨店の解説に共通する幅です。贈る時期は、正式な発表やあいさつ状を確認してから1週間以内、就任式があれば前日か当日の午前中。内示や内定の段階では贈らず、先代が亡くなっての就任なら控えます。のしは紅白の蝶結びに「御就任御祝」、立札は「祝 御就任」に贈り主の社名・役職・氏名、文面では忌み言葉と否定的な前置き、4と9を避ける。この基本を押さえておけば大きく外すことはありません。

何を贈るか迷ったら、新しい社長がいま一番困っていることは何かを考えてみてください。胡蝶蘭がロビーに並ぶ一方で、名刺もあいさつ状も会社案内もホームページも前の社長のまま、という会社はとても多いです。新しい会社の顔を整えるお手伝いを贈る HANAMUKE も、就任祝いの選択肢のひとつに入れていただければと思います。取引先数社の連名でも贈れますので、HANAMUKE のご相談はこちら からお気軽にどうぞ。

参考にした情報

GAME デザインバトル(名刺・ロゴ・Webサイト) 2つのデザインから好きなほうを選ぶだけ。10戦であなたの「目利き一致率」がわかります。デザイナーの方は自分の作品でエントリーも受付中です。 遊んでみる
最新情報をチェックしよう!

LET’S CONTACT

お問い合わせ

デザインと発信の力で、お客様の強みや想いを形にし、
成果につながるコンテンツを制作します。
「うちの場合はどうなる?」という段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。