XMLサイトマップの作り方|Search Consoleへの送信手順とエラー対処

XMLサイトマップの作り方|Search Consoleへの送信手順とエラー対処

seo XMLサイトマップの作り方|Search Consoleへの送信手順とエラー対処

XMLサイトマップとは、サイトにあるページのURLを一覧にして検索エンジンに伝えるためのファイルです。WordPressなら標準機能やSEOプラグインで自動的に作られるため、自分で書く必要はほとんどなく、そのURLをGoogle Search Consoleの「サイトマップ」から送信すれば準備は完了します。この記事では、サイトマップの場所の調べ方、送信の手順、「取得できませんでした」などのエラーが出たときの直し方を順番に説明します。

目次

XMLサイトマップの役割

XMLサイトマップは、検索エンジンに「このサイトにはこのページがあります」と知らせる案内状です。送信で順位が上がるわけではありませんが、新しいページや更新したページを見つけてもらいやすくなります。

パソコンでサイトの構成を確認する様子
Photo by picjumbo.com on Pexels

サイトマップが役に立つサイト

Googleはリンクをたどってページを見つけるので、ページ数が少なく、ページ同士がきちんとリンクされているサイトなら、サイトマップがなくても見つけてもらえることが多いです。一方で、次のようなサイトではサイトマップの効果が大きくなります。

  • ページ数が多いサイト、記事を頻繁に追加するブログ
  • 公開したばかりで、外部からのリンクがまだ少ないサイト
  • メニューからたどりにくい深い階層のページがあるサイト
  • 画像や動画を検索結果に出したいサイト

Googleが使う情報と使わない情報

XMLサイトマップには、URLのほかに更新日(lastmod)、更新頻度(changefreq)、優先度(priority)を書けます。Googleの公式ドキュメントでは、changefreq と priority は無視し、lastmod は値が一貫して正確だと確認できる場合にだけ使うと説明されています。すべてのページの更新日を毎日書き換えるような設定は避け、内容を変えたときだけ更新日が変わる状態にしておくことが大切です。

XMLサイトマップの作り方

WordPressのサイトなら、サイトマップはすでに自動で作られています。まずはそのURLを確認しましょう。WordPress以外のサイトでは、作成ツールを使うか手で書きます。

WordPress標準のサイトマップ(wp-sitemap.xml)

WordPressにはバージョン5.5からサイトマップの機能が入っており、「https://ドメイン/wp-sitemap.xml」で開けます。投稿・固定ページ・カテゴリー・タグ・投稿者ごとのサイトマップがまとめられた「サイトマップインデックス」の形になっています。開いて一覧が出れば正常です。

SEOプラグインを入れている場合

SEOプラグインを使っているサイトでは、プラグインが独自のサイトマップを作り、WordPress標準のサイトマップは止められることが一般的です。代表的なプラグインのURLは次のとおりです。

使っているものサイトマップのURL(初期設定)
WordPress標準/wp-sitemap.xml
Yoast SEO/sitemap_index.xml
Rank Math/sitemap_index.xml
All in One SEO/sitemap.xml
XML Sitemaps(XML Sitemap Generator for Google)/sitemap.xml

設定でURLを変えている場合や、プラグインの更新で仕様が変わる場合もあるため、各プラグインの設定画面に表示されるURLを正としてください。サイトマップの機能を持つプラグインを2つ以上有効にすると、別々のサイトマップができて管理がややこしくなります。サイトマップを作る役目は1つのプラグインにまとめましょう。

WordPress以外のサイトで作る方法

手で作る場合は、次のような書き方になります。URLは「https://」から始まる完全な形で書きます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
  <url>
    <loc>https://www.example.com/</loc>
    <lastmod>2026-11-01</lastmod>
  </url>
  <url>
    <loc>https://www.example.com/company/</loc>
    <lastmod>2026-10-15</lastmod>
  </url>
</urlset>

作ったファイルは「sitemap.xml」などの名前でサイトの一番上の階層にアップロードし、ページを増やしたら更新します。ページ数が多い場合は、サイトを巡回してサイトマップを書き出すツールを使うと手間が減ります。

1つのファイルに入れられる上限

Googleの公式ドキュメントでは、1つのサイトマップに入れられるのはURL 50,000件まで、ファイルサイズは圧縮前で50MBまでとされています。超える場合は複数に分け、まとめ役の「サイトマップインデックス」を送信します。WordPress標準のサイトマップは、1ファイルあたり2,000件ごとに自動で分かれます。

サイトマップに入れるページ・入れないページ

サイトマップには、検索結果に出したいページだけを入れます。入れるのは次のようなページです。

ホームページのページ構成を付箋で整理する様子
Photo by Patrick Perkins on Unsplash
  • トップページ、サービス紹介、会社概要などの主要ページ
  • ブログ記事、お知らせ、制作実績などの公開中のページ
  • 内容のあるカテゴリーページ

反対に、次のページは外します。

  • noindex を設定しているページ(お問い合わせ完了ページ、会員ページなど)
  • 別のURLへ転送(リダイレクト)しているページ
  • 中身がほとんどないタグページや、記事が1本しかないアーカイブ
  • 404エラーになる削除済みのページ

サイト制作の観点では、記事数の少ないタグページや投稿者ページはSEOプラグインの設定で外しておくと、Search Consoleのレポートも読みやすくなります。

Search Consoleでサイトマップを送信する手順

送信の作業は数分で終わります。Search Consoleにサイトを登録済みで、権限があることが前提です。

管理画面を操作するノートパソコンの画面
Photo by Stephen Dawson on Unsplash

ステップ1|サイトマップのURLをブラウザで開く

送信する前に、サイトマップのURLをブラウザで開き、URLの一覧が表示されることを確かめます。404エラーや真っ白な画面になる場合は、送信してもエラーになります。先にプラグインの設定を見直してください。

ステップ2|Search Consoleでプロパティを選ぶ

Search Console(https://search.google.com/search-console)にログインし、左上のプロパティ選択から対象のサイトを選びます。「https://」と「https://www.」が別のプロパティとして登録されていることがあるので、実際に使っているURLのプロパティを選びます。

ステップ3|「サイトマップ」を開いてURLを入力する

左のメニューの「インデックス作成」の中にある「サイトマップ」を開きます。「新しいサイトマップの追加」の入力欄には、ドメインのあとに続く部分(例: sitemap_index.xml や wp-sitemap.xml)を入力します。

ステップ4|「送信」を押して結果を確認する

「送信」を押すと、「送信されたサイトマップ」の一覧に行が追加されます。ステータスが「成功」になれば完了です。処理に時間がかかり、しばらく「取得できませんでした」と表示されたあとで成功に変わることもあるため、すぐにエラーと決めつけず、1日ほど置いてから見直すと確実です。

robots.txtにも書いておく

Search Consoleでの送信とは別に、robots.txt に「Sitemap: https://www.example.com/sitemap_index.xml」という1行を書いておくと、ほかの検索エンジンにもサイトマップの場所を伝えられます。WordPress標準の仮想robots.txtやSEOプラグインは、この行を自動で入れてくれることが多いので、「https://ドメイン/robots.txt」を開いて確認してみてください。

送信後に見ておきたい項目

送信して終わりではなく、ときどき状態を確かめると、インデックスの問題に早く気づけます。見るところは2つです。

1つ目は、サイトマップの行に表示される「検出されたページ」の数です。実際のページ数と大きく違う場合は、入れたくないページが含まれているか、入れたいページが漏れている可能性があります。2つ目は、サイトマップの詳細から開ける「ページのインデックス登録」レポートです。送信したURLのうち登録されなかったものの理由が分かります。「クロール済み – インデックス未登録」が多い場合は、サイトマップではなくページの内容や重複の見直しが必要です。

SEOプラグインを乗り換えてサイトマップのURLが変わったときは、新しいURLを送信し、古いものは詳細画面から削除します。記事を追加するたびに送信し直す必要はありません。Googleは送信済みのサイトマップを定期的に読み直します。

「取得できませんでした」などのエラー対処

エラーが出たときは、ほとんどがURLの間違い・アクセスの制限・ファイルの中身のどれかが原因です。表示されたステータスごとに確認する順番をまとめます。

エラーの原因を調べながらメモを取る様子
Photo by Roman Denisenko on Unsplash

「取得できませんでした」と表示される

Googleがサイトマップのファイル自体を読み込めなかった状態です。次の順に確かめます。

  1. 入力したURLにブラウザでアクセスし、サイトマップが表示されるか
  2. プロパティのURL(wwwの有無、httpとhttps)とサイトマップのURLがそろっているか
  3. robots.txt でサイトマップやサイト全体をブロックしていないか
  4. WordPressの「設定」→「表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか
  5. セキュリティプラグインやサーバーのアクセス制限、Basic認証がかかっていないか

公開直後のサイトでは、どれにも当てはまらないのにしばらく取得できないこともあります。URL検査ツールでサイトマップのURLをテストし、取得できる状態なら日をおいて再送信してください。

「エラーがあります」と表示される

ファイルは読めたものの、中身の一部に問題がある状態です。行をクリックすると詳細が出ます。よくあるのは、URLのwwwの有無がプロパティと違う「パスの不一致」、相対パスで書いた「無効なURL」、日付の形式が違う「無効な日付」などです。手で書いたサイトマップで起こりやすいので、URLは完全な形、日付は「2026-11-01」の形式にそろえます。

XMLではなく通常のページが表示される

サイトマップのURLを開くと、XMLの一覧ではなくサイトのデザインが表示される状態です。存在しないURLを入力してトップページや404ページに転送されている、キャッシュ系のプラグインがページを返しているといった原因が考えられます。

「空白文字で始まっている」「解析エラー」と表示される

テーマのfunctions.phpやプラグインのファイルに余分な空白や改行があると、サイトマップの最初に空行が入り、解析エラーの原因になります。最近の変更から順に戻して確かめます。

表示主な原因最初に見るところ
取得できませんでしたURLの間違い・アクセス制限ブラウザで開けるか、robots.txt
エラーがあります中身の書式の誤り詳細画面のエラー名
(XMLの代わりにページが表示)XMLではなくページが返る入力したURL、キャッシュ設定
空白文字で始まっている・解析エラーXMLの前の空白・文字化け最近変更したテーマ・プラグイン

サイトマップでよくある勘違い

サイトマップは便利な仕組みですが、できることには限りがあります。誤解されやすい点を整理します。

送信すればすぐインデックスされるわけではない

インデックスに登録するかどうかは、Googleがページの内容を見て判断します。急いで確認してほしいページがある場合は、URL検査ツールから「インデックス登録をリクエスト」を使います。

pingで知らせる方法は使えなくなった

以前は特定のURLにアクセスしてGoogleにサイトマップの更新を知らせる「ping」の仕組みがありましたが、Googleは2023年にこの仕組みを終了しています。古い解説記事やプラグインの設定にpingの項目が残っていても、Googleに対しては効果がありません。

よくある質問

Q. ページ数が少ないサイトでもサイトマップは送信したほうがいいですか?

A. 送信して困ることはないので、送信しておくことをおすすめします。ページ数が少なく内部リンクが整っていればサイトマップがなくても見つけてもらえますが、Search Consoleでインデックスの状況を確かめやすくなる利点があります。

Q. サイトマップは複数送信してもいいですか?

A. 送信できます。ただしサイトマップインデックスを送信していれば、中に含まれる個別のサイトマップは改めて送信しなくても読み込まれます。

Q. 記事を追加するたびに送信し直す必要がありますか?

A. 必要ありません。WordPressのサイトマップは記事を追加すると自動で更新され、Googleも送信済みのサイトマップを定期的に読み直します。サイトマップのURLそのものが変わったときだけ、新しいURLを送信します。

Q. 「成功」なのにページが検索に出ないのはなぜですか?

A. サイトマップの読み込みに成功しても、ページがインデックスされるかは別の判断です。「ページのインデックス登録」レポートで理由を確認し、noindex の設定や重複ページになっていないかを見直します。

Q. SEOプラグインを乗り換えたら何をすればいいですか?

A. 新しいプラグインのサイトマップURLを送信し、古いサイトマップはSearch Consoleの詳細画面から削除します。

Search Consoleの画面や表示の名前は変わることがあるため、最新の内容はSearch Console ヘルプのサイトマップレポートの説明でご確認ください。

THREE D PLUS は大阪の Web 制作会社です。ホームページ制作から公開後の運用・改善までまとめてご相談いただけます。お問い合わせはこちら。

GAME デザインバトル(名刺・ロゴ・Webサイト) 2つのデザインから好きなほうを選ぶだけ。10戦であなたの「目利き一致率」がわかります。デザイナーの方は自分の作品でエントリーも受付中です。 遊んでみる
XMLサイトマップの作り方|Search Consoleへの送信手順とエラー対処
最新情報をチェックしよう!

LET’S CONTACT

お問い合わせ

デザインと発信の力で、お客様の強みや想いを形にし、
成果につながるコンテンツを制作します。
「うちの場合はどうなる?」という段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。