「ドメインを別の会社に移管したいけど、手順がわからなくて不安…」そんな方のために、本記事ではドメイン移管を失敗せずに完了できる5つのステップを、初心者にもわかりやすく解説します。どの順番で何をするか把握すれば、思ったよりシンプルに進められます。
ドメイン移管の前に確認すること

移管手続きを始める前に、以下の3点を必ず確認してください。これを怠ると手続きが止まったり、最悪ドメインが失効するリスクがあります。
①ドメインの有効期限を確認する
有効期限の残り15日以内になると移管申請が受け付けられません。また期限切れ後はドメインが削除されてしまいます。余裕を持って期限の1〜2ヶ月前に着手するのが安全です。期限が迫っている場合はまず現在のレジストラで更新を行ってから移管しましょう。
②取得・更新から60日以上経っているか確認する
ICANNのルールにより、ドメインの取得や更新から60日間は移管ができません。新しく取得したドメインや直近で更新したドメインは、この期間を過ぎるまで待つ必要があります。
③移管先レジストラのアカウントを事前に作成しておく
移管申請は移管先のアカウントから行います。移管元の準備が整ったタイミングでスムーズに申請できるよう、移管先のアカウントは事前に作成してクレジットカード情報なども登録しておきましょう。
ドメイン移管5ステップを詳しく解説

準備が整ったら、以下の5ステップで移管手続きを進めます。ステップ1〜3は「移管元」での作業、ステップ4〜5は「移管先」での作業になります。
ステップ1:レジストラロックを解除する
移管元のレジストラ管理画面にログインし、「レジストラロック(移管禁止ロック)」を解除します。このロックはドメインの不正移管を防ぐためのもので、デフォルトでONになっています。解除後、反映まで数時間かかる場合があります。解除忘れが最もよくある失敗です。
ステップ2:WHOIS情報公開代行を解除する
WHOIS代行サービス(個人情報の保護目的でレジストラのアドレスが表示されるサービス)を利用中の場合は、移管申請前に代行を解除し、自分のメールアドレスを表示状態にします。移管承認メールがWHOIS登録メールアドレスに届くため、自分のアドレスになっていないとメールを受け取れません。移管完了後は再度代行設定できます。
ステップ3:AuthCode(EPPコード)を取得する
AuthCode(認証コード・EPPコードとも呼びます)は、移管申請の際に必要なパスワードのようなものです。移管元の管理画面から取得します。取得方法はレジストラによって異なり、「表示」ボタンを押すだけのものや、メールで送られてくるものもあります。コードはコピーして保管しておきましょう。
ステップ4:移管先レジストラで移管申請を行う
移管先の管理画面で移管申請フォームにアクセスし、移管するドメイン名とAuthCodeを入力して申請します。このとき1年分の更新料(移管費用)を支払います。申請後、WHOIS登録メールアドレスに「移管承認のお願い」というメールが届くので、メール内のリンクから承認操作を行います。期限内に承認しないと申請が自動キャンセルされます。
ステップ5:移管完了後にDNS設定を確認する
移管が完了したら、ネームサーバー(DNS)設定を確認します。移管前と同じサーバーを使い続けるなら元の設定を引き継ぐよう設定し直しましょう。設定が変わっているとWebサイトやメールが届かなくなります。移管完了メールが届いてから24〜48時間は様子を見て、問題がないか確認することをおすすめします。
移管にかかる期間と注意点まとめ
移管完了まで3〜7日が目安
移管申請から完了までは通常3〜7営業日かかります。承認メールへの返信や、移管元・移管先双方の処理に時間がかかるためです。サイトリニューアルやサーバー移管と同時に行う場合は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
よくある失敗とその対策
①レジストラロック解除を忘れた:解除後も反映に数時間かかるため、前日までに対応しましょう。②承認メールを見逃した:迷惑メールフォルダを確認、期限内に承認しないと申請がキャンセルされます。③DNS設定の確認を怠った:移管完了後は必ずネームサーバーの設定を確認し、サイトやメールが正常に動作するかチェックしてください。
よくある質問(FAQ)
AuthCodeが表示されない場合はどうすればいいですか?
レジストラのサポートに問い合わせることで発行してもらえます。「EPPコードを発行してほしい」と伝えれば対応してもらえます。
移管途中にサイトが止まることはありますか?
ネームサーバー設定を変えなければ移管中もサイトは動作します。ただしDNS変更が必要な場合、反映まで最大24〜48時間のタイムラグが生じる可能性があります。
移管後に元のレジストラに戻せますか?
移管が完了すると元のレジストラには戻せません(再度移管手続きが必要)。移管先は事前に十分検討してから申請しましょう。
まとめ|手順通りに進めれば移管は難しくない
ドメイン移管は①ロック解除→②WHOIS代行解除→③AuthCode取得→④移管申請・承認→⑤DNS確認の5ステップです。事前確認(有効期限・60日ルール)を怠らなければ、初心者でも安全に移管を完了できます。スリーディープラスではドメイン移管・サーバー移管のご相談もお気軽にどうぞ。

