WordPress記事のインポート・エクスポート方法|標準機能とプラグインを解説

WordPressには、記事や投稿データを別のサイトへ移したり、バックアップとして書き出したりできる「インポート・エクスポート」機能があります。サイトのリニューアルやサーバー移転、テスト環境から本番環境への移行などで役立つ機能です。この記事では、プラグイン不要の標準機能による手順と、大規模データや細かい調整に向くプラグイン、そして移行時の注意点を分かりやすく解説します。

インポート・エクスポートとは?

a rack of servers in a server room
Photo by Kevin Ache on Unsplash

エクスポートとは、WordPressの投稿・固定ページなどのデータをファイルとして書き出すことです。逆にインポートは、書き出したファイルを別のサイトに取り込むことを指します。次のような場面で使われます。

  • サイトのリニューアルやサーバー移転で記事を引っ越す
  • テスト環境から本番環境へコンテンツを移す
  • 記事データをバックアップとして保管する
  • 複数サイト間でコンテンツを整理・移動する

標準機能でエクスポートする手順

WordPressには、プラグインなしで使えるエクスポート機能が備わっています。書き出されるのはXML形式のファイルです。

  1. 管理画面のメニューから「ツール」→「エクスポート」を開く
  2. 書き出す対象(すべてのコンテンツ/投稿/固定ページなど)を選ぶ
  3. エクスポートファイルをダウンロード」をクリックする
  4. XMLファイルが手元に保存される

標準機能でインポートする手順

書き出したXMLファイルを、別のWordPressサイトに取り込みます。

  1. 取り込み先サイトの「ツール」→「インポート」を開く
  2. 「WordPress」用の公式インポーターをインストールして実行する
  3. 先ほどのXMLファイルをアップロードする
  4. 投稿者の割り当てや、添付ファイルの取り込みを設定して実行する

プラグインを使う方法(WP All Export/Import ほか)

person using macbook pro on black table
Photo by Myriam Jessier on Unsplash

標準機能で十分なケースが多いですが、大量の記事を扱う場合や、項目を細かく調整したい場合はプラグインが便利です。代表的なものに以下があります。

  • WP All Export/WP All Import:どの項目をどこに割り当てるか(マッピング)を柔軟に設定でき、大規模データにも対応
  • WP Ultimate CSV Importer:CSV形式での取り込みに対応
  • CSV Import and Exporter:CSVでの入出力に向く

ExcelやスプレッドシートでまとめたデータをCSVで一括登録したい、といった用途ではプラグインが力を発揮します。

移行時の注意点

  • ファイルサイズ制限:データが大きすぎるとインポート時にエラーになることがある(サーバー設定の調整や分割で対応)
  • メディア(画像)の欠落:画像が正しく移らない場合があるため、取り込み後に必ず確認する
  • カスタムフィールドの引き継ぎ:標準機能では一部データが引き継がれないことがある
  • 投稿IDやスラッグの変化:移行先で変わる場合があり、内部リンクの見直しが必要になることも
  • 事前バックアップ:作業前に必ずバックアップを取っておく

よくある質問(FAQ)

Q. 画像も一緒に移せますか?
A. 標準機能ではインポート時に添付ファイルを取り込む設定があります。ただし欠落することもあるため、移行後に画像表示を必ず確認してください。

Q. インポートでエラーが出ます。
A. ファイルサイズが大きすぎる可能性があります。サーバーのアップロード上限の調整や、データを分割してのインポートを試してください。

Q. 標準機能とプラグイン、どちらを使うべき?
A. 記事数が少なく通常の移行なら標準機能で十分です。大量データやCSVでの一括登録、細かいマッピングが必要な場合はプラグインが便利です。

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