LINEヤフー広告でTVer・ABEMAに動画広告を出す方法|インストリーム広告の仕組み・事前手続き・設定手順

LINEヤフー広告のインストリーム広告とは、TVerやABEMAなどの動画配信サービスが提供する番組内の広告枠に、動画広告を配信できる運用型の広告メニューです。ディスプレイ広告(運用型)の一部として提供され、パソコンやスマートフォンに加えて、コネクテッドTV(インターネットに接続したテレビ)にも配信できます。2025年10月にTVer、12月にABEMAへの接続が始まり、2026年2月5日からはLINEヤフー広告のアカウントを持つすべての広告主が使えるようになりました。この記事では、公式コラムやプレスリリース、ヘルプの内容をもとに、インストリーム広告の仕組み、TVer・ABEMAそれぞれの事前手続き、広告管理ツールでの設定手順、入稿規定と制限事項を、実際の管理画面(固有情報は伏せています)を交えて解説します。

目次

インストリーム広告とは?テレビ番組の配信枠に運用型で出せる動画広告

black flat screen tv turned off
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インストリーム広告は、動画配信サービスの動画コンテンツ内に設けられた広告枠へ出稿できる、運用型の広告ソリューションです。これまでテレビ局の番組をネットで見る層に広告を届けるには、動画配信サービスや代理店と個別に取引する必要がありましたが、LINEヤフー広告の管理ツールから、通常のディスプレイ広告と同じ枠組みで出稿できるようになりました。

配信先はTVerとABEMA、デバイスはPC・スマホ・コネクテッドTV

2026年9月時点の配信先は、TVerと連携した「TVer PMP」(2025年10月から)と、ABEMAと連携した「AJA SSP」(2025年12月から)の2つです。配信先デバイスはPC、スマートフォン、コネクテッドTVで、テレビの大画面で番組を見ているユーザーにも広告が届きます。動画の長さは商品(Deal)ごとに選べるので、商品やサービスの性質に合わせたクリエイティブ設計ができます。

提供開始までの経緯

時期内容
2025年9月16日Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)インストリーム広告の開始を告知。9月24日からアカウント手続き、10月初旬から配信開始。営業担当がつく一部広告主に限定
2025年10月TVerと連携した「TVer PMP」への接続に対応
2025年12月ABEMAと連携した「AJA SSP」への接続に対応
2026年1月22日ABEMAへの配信受付(Deal ID登録)を開始。1月28日以降、審査完了分から配信開始
2026年2月5日全広告主向けに提供開始。LINEヤフー広告のアカウントを持つすべての広告主が利用可能に

公表されている数字:月間4,000万人以上、視聴完了率95%以上

LINEヤフーの発表によると、インストリーム広告で接触できるユーザーは月間4,000万人以上(2025年10月10日〜11月10日の実績)で、平均視聴完了率は95%以上です。番組の再生中に流れるため、スキップされにくく最後まで見られやすいのが特徴です。公式コラムでは、Web調査で関心度・好意度・信頼度の全指標において最高評価だったことも紹介されています。

インストリーム広告でできること・できないこと

ターゲティング:年齢・性別・地域・デバイス・番組ジャンル

LINEヤフーが持つデータを使い、年齢・性別・地域・デバイスといった基本属性に加えて、ドラマ・バラエティ・アニメなどの番組ジャンルを指定または除外して配信できます。テレビCMでは難しかった「関西の30〜40代女性に、ドラマ枠だけで」といった設計が運用型で組めるのが、この広告メニューの本質です。ただしヘルプ上、スマートターゲティング、プレイスメントターゲティング、コンテンツキーワードターゲティングはインストリーム広告では利用できません。

課金方式:ビューアブルインプレッション課金で固定

インストリーム広告のキャンペーンでは、入札戦略が「ビューアブルインプレッション単価」、課金方式が「ビューアブルインプレッション課金」に固定され、変更できません。クリック課金ではなく、広告が視認可能な状態で表示された回数に対して費用が発生します。注意点として、インストリーム広告のビューアブルインプレッションは動画の再生開始時にカウントされ、通常の動画広告とは基準が異なります。

クリックで遷移できるのはPC・スマホのTVer枠だけ

クリッカブル(クリックしてサイトへ遷移できる)設定は、TVerでPC・スマートフォン向けに配信する場合のみ選べます。コネクテッドTVはリモコン操作のためクリッカブルにできず、ABEMAは全素材ノンクリッカブルで固定です。つまりインストリーム広告は基本的に「見てもらう」広告で、サイト誘導やコンバージョンを直接狙う広告ではありません。

TVerとABEMAの違い

項目TVerABEMA
接続の仕組みTVer PMP(2025年10月〜)AJA SSP(2025年12月〜)
事前手続きの窓口TVerのWebフォーム(業態考査→Deal ID発行)AJA Video Platform(AVP)のアカウントを作って申込
Deal種別Private AuctionPreferred Deal
クリッカブルPC・スマホは可、コネクテッドTVは不可全素材ノンクリッカブル
配信先の指定配信先放送局(3局以上)、番組メインジャンルの指定・除外番組ジャンル指定などのターゲティング
配信期間四半期単位の商品。期間外のDeal発行・延長は不可申込時に配信開始日・終了日を指定
動画の審査LINEヤフー広告とTVer側の両方。管理ツールの「番組提供元の審査状況」で確認AVP上の本素材考査でDeal IDが発行される
業態考査全広告主が申込(翌日から4営業日前後)特定業種(タバコ・アルコール・マッチングアプリ・金融・ギャンブル・動画配信・医療・外国企業)のみ

出稿の全体像|Deal IDを取ってから管理ツールで作る

通常のディスプレイ広告と最も違うのは、広告管理ツールでキャンペーンを作る前に、動画配信サービス側と「Deal」を結ぶ事前手続きが必要な点です。

Dealとは何か

Dealとは、動画配信サービスと広告主(または代理店)が交わす特定の取引条件のことです。インストリーム広告では、Deal単位で配信期間、ターゲティング条件、配信ジャンル、動画の秒数などを設定し、各Dealを識別するIDがDeal IDです。TVerやABEMAで発行されたDeal IDをLINEヤフー広告に登録すると、管理ツール上で「商品」として表示され、その商品を選んでキャンペーンを作る流れになります。

公式の3ステップと、実際の工程

公式コラムでは「申し込み・キャンペーン開始設定」「クリエイティブ入稿」「配信開始」の3ステップで案内されていますが、ヘルプに沿って分解すると実際の工程は次のとおりです。

  1. 動画配信サービス側で業態考査(TVerは全員、ABEMAは特定業種のみ)
  2. 動画配信サービス側でDeal IDを発行(TVerはフォーム、ABEMAはAVPで本素材考査)
  3. LINEヤフー広告の「Deal ID登録/期間延長 申請フォーム」にDeal情報を登録(翌日から3営業日前後で完了メール)
  4. 広告管理ツールでインストリーム広告用のキャンペーン・広告グループ・広告を作成
  5. LINEヤフー広告と動画配信サービスの両方で審査
  6. 設定した期間で配信開始

動画配信サービスによって事前手続きに必要な日数が異なるため、希望する配信期間がある場合は早めに申し込むようヘルプでも案内されています。TVerの場合、業態考査(4営業日前後)、Deal ID発行(3営業日前後)、LINEヤフー広告への登録(3営業日前後)を足すと、順調でも2週間程度は見ておく必要があります。

TVerに出す場合の事前手続き

ステップ1|業態考査を申し込む

TVerで動画配信が可能な業態かを確認するため、「TVer PMP 業態考査申込」フォームから申し込みます。広告主が直接申し込む場合は、代理店名に「LINEヤフー」、DSP名に「LINEヤフー広告」、代理店の法人番号にLINEヤフーの法人番号を入れる決まりになっています。広告主名、企業ページURL、広告主の法人番号、商材名、商材サイトURLを入力し、追加メールアドレスにはLINEヤフー側の運用窓口アドレスを指定します。申し込みの翌日から4営業日前後で、受理または掲載不可の結果がメールで届きます。

ステップ2|Deal IDの発行を依頼する

業態考査が受理されたら、「TVer PMP DealID発行依頼フォーム」でDeal IDの発行を依頼します。ここで決めるのが配信条件です。

  • 配信開始予定日・終了予定日(TVerの商品は四半期単位で、リリース済みの期間外は発行も延長もできない)
  • 想定配信金額(予算)
  • 配信先放送局(3局以上、ローカル局を除く。希望がなければ全件)
  • Deal動画秒数、Deal種別(Private Auction)、配信先デバイス
  • 番組メインジャンルの指定または除外
  • クリッカブルの有無(コネクテッドTVを選んだ場合は設定不可)

同じ商材で秒数やデバイスが違うDealは、最大5つまで同時に発行を依頼できます。依頼の翌日から3営業日前後で、Deal IDが記載された発行完了メールが届きます。

ステップ3|LINEヤフー広告にDeal情報を登録する

広告管理ツールにログインした状態で「LINEヤフー広告 Deal ID登録/期間延長 申請フォーム」を開き、登録種別「新規追加(TVer)」で、利用するディスプレイ広告アカウント、Deal ID、識別名称(管理ツール上の商品名になる。例:25年10〜12月-15秒-ドラマ限定-クリッカブル)、配信開始・終了予定日、商材サイトURL、動画秒数、放送局、デバイス、ジャンル、クリッカブルを入力します。ここで入れる内容は、TVerからのメールに記載されたDealの登録内容と完全に一致させる必要があります。食い違うと広告を配信できないことがあり、フォーム側を直してもTVer側のDealは修正されません。申請の翌日から3営業日前後で登録完了メールが届きます。

ABEMAに出す場合の事前手続き

ステップ1|AJA Video Platform(AVP)のアカウントを作る

ABEMAへの事前手続きと動画入稿は、専用ツール「AJA Video Platform」(AVP)で行います。所定の宛先にメールでアカウント作成を依頼し、2営業日ほどで届く案内メールからパスワードを設定してログインします。広告主が直接申し込む場合は、代理店名を「LINEヤフー株式会社」とします。

ステップ2|該当業種のみ業態考査を申し込む

タバコ、アルコール、マッチングアプリ、金融(クレジットカード・カードローンなど)、ギャンブル商材、動画配信サービス、医療・クリニック、外国企業からの配信に該当する場合は、AVPの「業態考査申込」が必要です。該当しない業種はこのステップを飛ばして本素材考査に進みます。結果は3営業日ほどで表示されます。

ステップ3|本素材考査を申し込み、Deal IDを受け取る

AVPの「本素材考査申込」で案件情報(広告主名、広告主URL、商材、訴求URL)と申込内容(予算、配信開始日・終了日、ターゲティング、配信KPI、配信面「ABEMA」、対象デバイス)を入力し、配信する動画ファイルをアップロードします。クリッカブル設定は「全素材ノンクリッカブル」、Deal設定は「全メディア揃ってから配信したい」、Deal流用設定は「Dealを新規発行」で固定です。アップロード時に「差替必須」と表示された動画はABEMAの入稿規定を満たしていないので差し替えます。ABEMA側の考査に問題がなければDeal IDが発行され、AVPの各申込の「Deal」タブで確認できます。

ステップ4|LINEヤフー広告にDeal情報を登録し、広告IDをAVPに入力する

TVerと同じ「Deal ID登録/期間延長 申請フォーム」で、登録種別「新規追加(ABEMA)」、Deal種別「Preferred Deal」、クリッカブル「不可」で登録します。登録完了後に管理ツールでインストリーム広告を作成したら、作成した広告の「広告ID」をコピーし、AVPの該当申込の「クリエイティブ」タブで、その動画ファイルに広告IDを入力します。この紐づけをして初めてABEMAへの配信が可能になります。

広告管理ツールでの設定手順

事前手続きが完了すると、広告管理ツールでインストリーム広告用のキャンペーンを作成できます。インストリーム広告は広告管理ツールでのみ作成でき、インポート、キャンペーンエディター、ディスプレイ広告APIでは作成できません。

ステップ1|キャンペーン目的で「動画再生」を選ぶ

ディスプレイ広告アカウントで「キャンペーン作成」を押し、キャンペーン目的の選択画面で「動画再生」を選びます。

LINEヤフー広告のキャンペーン目的選択画面。コンバージョン、アプリ訴求、サイト誘導、動画再生、ブランド認知などが並んでいる
ディスプレイ広告の「キャンペーン作成」。目的の一覧から「動画再生」を選ぶ

ステップ2|掲載タイプで「プライベートマーケットプレイス」を選ぶ

「動画再生」を選ぶと、キャンペーン掲載タイプの選択が表示されます。「標準」ではなく「プライベートマーケットプレイス」を選んで「決定して進む」を押します。ここがインストリーム広告と通常の動画広告の分岐点です。

LINEヤフー広告のキャンペーン作成で動画再生を選び、キャンペーン掲載タイプにプライベートマーケットプレイスを選択した画面
「動画再生」を選ぶと出る「キャンペーン掲載タイプ」。インストリーム広告は「プライベートマーケットプレイス」

ステップ3|商品(Deal)を選ぶ

登録済みのDealが「商品」として一覧表示されます。商品名や期間、配信先サービス(TVer/ABEMA)で絞り込み、キャンペーンを作る商品を選びます。通常は1商品のみですが、TVerに限り、配信条件が同じで配信先デバイスが「コネクテッドTV」と「PC、スマートフォン」に分かれている場合は2商品を選べます。Deal IDの登録が終わっていないと、この画面には何も表示されません。

LINEヤフー広告の商品選択画面。配信先サービスにTVerとABEMAのフィルターがあり、Deal未登録のため商品が表示されていない
「商品を選択する」画面。左に配信先サービス(TVer/ABEMA)の絞り込み。Deal IDを登録していないアカウントでは「フィルター条件に一致する商品はありません」となる

ステップ4|キャンペーン・広告グループ・広告を設定する

商品を選ぶと、通常のキャンペーン・広告グループ・広告の作成ページが開きます。基本は通常のディスプレイ広告と同じですが、インストリーム広告独自の制約があります。

階層項目インストリーム広告での扱い
キャンペーン掲載期間Deal IDの申請で登録した配信開始予定日〜終了予定日の範囲内で指定
キャンペーン入札戦略・課金方式ビューアブルインプレッション単価・ビューアブルインプレッション課金で固定
キャンペーンURLオプションクリッカブル不可の商品とABEMAでは設定不可
広告グループデバイスDealに設定したデバイスから選択(Dealによっては変更不可)
広告グループターゲティングスマートターゲティング、プレイスメント、コンテンツキーワードは利用不可
広告グループ入札価格調整率利用不可
広告広告タイプインストリーム広告のみ
広告動画商品の「動画の長さ」と対象デバイスの画質の両方に合う動画だけ選択可
広告最終リンク先URLクリッカブルの場合のみ入力。ABEMAとクリッカブル不可は商材サイトURLが自動表示

ステップ5|LINEヤフー広告と配信サービスの両方の審査を待つ

広告を作成すると、LINEヤフー広告の審査が行われます。TVerでは広告作成後に配信サービス側で動画の審査も実施され、両方の承認後に設定した期間で配信されます。TVerの審査結果は、広告一覧に「番組提供元の審査状況」の列を追加して確認します。「審査不可」が出た場合は「i」アイコンから詳細を見て、ヘルプの対処方法に沿って修正します。

入稿規定と制限事項

動画の入稿規定

項目規定
広告タイプインストリーム/動画(16:9)
ファイル容量最大1GB
再生時間商品(Deal)ごとの最大秒数に合わせる
音声コーデックAAC LC
動画コーデックH.264
最終リンク先URL1024文字以内。クリッカブル可否にかかわらず入稿は必須
その他上記以外は各掲載先プラットフォームの規定に従う。管理ツールでエラーが出なくても掲載不可になることがある

運用上の制限

  • キャンペーンエディターでは、インストリーム広告キャンペーン配下の作成・操作ができない。APIはレポート取得のみ
  • インストリーム広告用キャンペーンに、インストリーム以外のディスプレイ広告を入稿・配信することはできない
  • フリークエンシーキャップは通常のディスプレイ広告と同様に設定できる
  • 掲載制限業種はTVer/ABEMA側の制限に準じる
  • 配信期間を延ばすには、動画配信サービス側でDealの期間延長をしてから、LINEヤフー広告のフォームで「期間延長」を申請し、完了メール後にキャンペーンの終了日を変更する

制作会社の視点|中小企業がインストリーム広告を検討するときの判断基準

向いているのは「認知」を取りたい商材、向かないのは「今すぐ問い合わせ」

クリックで遷移できるのがPC・スマホのTVer枠だけで、課金もビューアブルインプレッション課金です。検索広告のように「探している人をサイトに連れてくる」広告ではなく、「番組を見ている人に商品やサービスを覚えてもらう」広告として設計するのが正しい使い方です。パナソニックの事例でも、商品興味度から再購入意向までブランドリフトの向上が成果として語られています。地域密着の店舗や建設業のように、検索されてから選ばれるビジネスは、検索広告やLINE公式アカウントの整備を先にしたほうが投資効率が高いというのが弊社の見方です。

動画クリエイティブとリードタイムを先に確保する

16:9・H.264の動画をDealの秒数に合わせて用意する必要があり、テレビの大画面で流れることを前提にした品質が求められます。事前手続きだけで2週間前後、そこに動画制作と審査が加わるので、キャンペーン開始の1〜2か月前から動き始めるのが現実的です。TVerは四半期単位の商品で期間外の延長ができないため、配信したい時期が決まっている場合は、その四半期の商品がリリースされる時期(開始月の約1か月前)も確認してください。

前提となるアカウントの整備

インストリーム広告はディスプレイ広告アカウントで作成するため、LINEヤフー広告のディスプレイ広告アカウントが必要です。まだない場合は広告アカウントの作成手順から始めてください。業態考査やDeal登録では広告主の法人番号や企業ページURLが求められるので、会社概要ページに法人名・所在地・事業内容が正しく載っているかも事前に確認しておくと、審査が滞りません。

よくある質問(FAQ)

営業担当がいない小規模な広告主でも使えますか?

使えます。2026年2月5日から、LINEヤフー広告のアカウントを持つすべての広告主に提供範囲が拡大されました。事前手続きのフォームには営業担当のメールアドレス欄がありますが、担当が不明な場合は空欄で構いません。

費用はどれくらいかかりますか?

公式には単価の目安は公開されていません。課金方式はビューアブルインプレッション課金で、Deal IDの発行依頼時に想定配信金額(予算)を申告します。運用型なので比較的少額からテスト配信ができる点が、テレビCMとの大きな違いです。

TVerとABEMAの両方に同時に出せますか?

出せますが、Dealは配信サービスごとに別で、キャンペーンも商品ごとに作ります。TVerはTVerのフォーム、ABEMAはAVPでそれぞれ事前手続きを行い、LINEヤフー広告にそれぞれのDeal IDを登録します。

広告から自社サイトに誘導できますか?

TVerのPC・スマートフォン向け配信で、Deal発行時にクリッカブルを選んだ場合のみ可能です。コネクテッドTV向けとABEMAはクリックによる遷移ができません。

番組やジャンルを指定できますか?

ジャンル単位で指定または除外できます。TVerではDeal発行時に配信先放送局(3局以上)と番組メインジャンルを、ABEMAでは番組ジャンルなどのターゲティングを設定します。特定の1番組だけを指定する仕組みではありません。

配信期間を延ばしたいときは?

先に動画配信サービス側でDealの期間延長を行い(TVerは延長依頼フォーム、ABEMAはAVPの「Deal延長申込」)、その後LINEヤフー広告の「Deal ID登録/期間延長 申請フォーム」で期間延長を申請します。完了メールが届いたら、管理ツールでキャンペーンの終了日を変更します。TVerは四半期を越える延長ができないので、次期商品のリリース後に依頼します。

まとめ

LINEヤフー広告のインストリーム広告を使えば、TVerやABEMAの番組内広告枠に、コネクテッドTVを含めて動画広告を配信できます。2026年2月から全広告主に開放され、年齢・性別・地域・番組ジャンルで絞った運用型の設計が可能です。通常のディスプレイ広告と違うのは、配信サービス側でDeal IDを発行してLINEヤフー広告に登録する事前手続きが必要なこと、課金がビューアブルインプレッション課金で固定されること、クリック遷移がTVerのPC・スマホ枠に限られることの3点です。認知目的の商材で、動画クリエイティブと2週間以上のリードタイムを確保できるなら、テレビの視聴者にリーチできる有力な選択肢になります。

参考: 動画配信サービスで広がる新たなユーザー接点|LINEヤフーのインストリーム広告が生み出す新しい効果|LINEヤフー for BusinessYahoo!広告、ディスプレイ広告(運用型)インストリーム広告を全広告主向けに提供開始|LINEヤフー株式会社インストリーム広告から「ABEMA」への配信を開始|LINEヤフー株式会社 / LINEヤフー広告ヘルプ「インストリーム広告を作成する」「インストリーム広告の事前準備(TVer)(ABEMA)」「インストリーム(入稿規定)」

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